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オシムが語る

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797671544
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

故国、戦争、人生、そしてサッカー・・・。哲学者監督が語りつくす「サッカーと人生」。
ロングインタビューによって明かされていくオシム監督の思想。自らを「ペシミストの無神論者」と語るオシムが、サッカーのみならず、政治・宗教・グローバリズムについても、その思想を激白!

内容説明

重い口を開いて“彼”は語り出した。故国、戦争、人生、そしてサッカー…。ロング・インタビューで明かされる「オシムの哲学」。

目次

1章 オシム、「わが半生」を語る
2章 オシム、「監督という仕事」を語る
3章 オシム、故郷を語る
4章 オシム、リーダーシップを語る
5章 オシム、宗教とテロを語る
6章 オシム、戦争を語る
7章 オシム、「サッカーと資本主義」を語る
8章 オシム、スポーツ・ジャーナリズムを語る
9章 オシム、ナショナリズムを語る
10章 オシム、ポリバレンスを語る

著者等紹介

木村元彦[キムラユキヒコ]
1962年、愛知県生まれ。中央大学文学部卒。ノンフィクション・ライター、ビデオ・ジャーナリスト。アジア、東欧の民族問題を中心に取材・執筆活動を展開

シェンナッハ,シュテファン[シェンナッハ,シュテファン][Schennach,Stefan]
1965年、オーストリア・チロル生まれ。ジャーナリスト、社会教育学者。緑の党スポークスマン。デブリンク管区選出オーストリア連邦議会議員。月刊誌「EPN」(現「ジュードヴィント」)編集長の職を10年、緑の党コミュニケーション部長を14年務める。ウィーン在住

ドラクスル,エルンスト[ドラクスル,エルンスト][Draxl,Ernst]
1961年、オーストリア・ビラッハ生まれ。フリージャーナリスト。1997年から「トレッフプンクト・ケルンテン」誌の編集を担当

小松淳子[コマツジュンコ]
1954年、東京生まれ。翻訳家(ドイツ語、英語、オランダ語他)。上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。ミュンヘン大学ゲルマニスティック専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

35
サッカー論を期待すると肩透かしを食う。しかし、彼とユーゴの複雑な政治、民族、その後の分裂について複雑な感情に苛まれる。島国日本には理解できない国際情勢にもフラストレーションがたまる。机上の論理では解決できないもどかしさが募る。また発言には哲学者の香りがする。今の日本代表の戸惑いを見ているともう少し、彼が健在であればと残念に思う。ただ本としてのまとまりとしては残念な出来と思う。 2015/12/30

Kaorie

10
あまりスポーツ関連の書籍は読まないけれど、旧ユーゴ関連となると話は別。オシムやストイコヴィッチに関する書籍と言うのは、どうしても旧ユーゴスラヴィアの内戦が絡むので、読んでいてつらい物が多い。もちろん「読んでいてつらい」なんて、戦乱のサラエヴォに残された妻子と数年会えなかったオシムや、選手には何の責任もないのにサッカーの国際大会から何年も締め出された、史上最強な筈だったプラーヴィの選手たちに比べたら屁みたいな物なわけだが。1994年アメリカW杯にプラーヴィが出ていたら、私のサッカー遍歴はもっと違ったかも。2014/11/22

KF

7
こちらは全編欧州時代を書いており、市原・千葉に関わるのは最後の最後にわずかばかり。木村元彦作ではなく観衆。著者はシュテファン・シェンナッハとエルンスト・ドラクスルのオーストリア人二名。訳は小松淳子。 市原・千葉に関わってくれるまでの事は読んで初めて知るような事ばかりで、新鮮と言えば新鮮。監修の記載によって、記述側の宗教面の背景に関する思惑も読むことが出来た。 小松淳子さんの訳でところどころ欧州のクラブの名称で気になる書き方があった。例えば「ラツィオ・ローマ」という書き方をするものだろうか?2024/02/15

あや

6
イビチャ・オシムさんがジェフ千葉の監督から日本代表監督に強奪された時に数々の便乗本が発刊されたけれどその中でもっとも良質だと感じたイビチャ・オシムさんの伝記。友人に聞いた話によると原題は「人生はボールの中に宿る」というような意味なるらしい。なるほどサッカーは人生のように理不尽だとその原題から私は学んだ。気軽に読み返すほど軽い内容ではないけれどオシムさんの人生を知りたい方にはとくにおすすめしたい1冊です。2020/03/15

厩火事

3
サッカー日本代表監督の話になると今でもオシムさんの名前が出てきますね。オシムさんの哲学、半生がよくわかる本です。2018/01/14

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