SB新書<br> 日本進化論

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日本進化論

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797399868
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

出版社内容情報

注目の2人による今後日本に必要な発想とは

みなさんは、「平成」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか。
「バブル崩壊」「失われた20年」「二流国への転落」……。
決してポジティブとはいえないイメージを抱いている方も少なくないでしょう。

その認識は、本当に正しいのでしょうか。
たしかに、平成の間に失われたものや、反省すべき点はたくさんあります。
しかし、そこに囚われるあまり、現在の日本が抱えている問題の本質や、
その解決の糸口が意外なところに潜んでいることに、多くの人は気付いていないのではないでしょうか。

たとえば最近、「ベーシックインカム」についての議論をよく目にします。
「そんな財源はない」「あくまでも理想論であって、夢物語だ」といった反論をする人もいます。
しかし実は、現在の日本の一部の地域では、「ベーシックインカム」と同様の状況が、既に生まれているのです。

平成の次の時代を、我々はどう生きていくべきなのか。
今の日本が抱えている課題と、この先の未来に向けての解決策を、
その分野のプロフェッショナルの方の力も借りながら、考えてみました。
(「はじめに」より一部抜粋)

落合 陽一[オチアイ ヨウイチ]
著・文・その他

内容説明

人口減少、超高齢社会、社会保険の破綻…など、ますます将来が見通せなくなっている今、日本を再起動するために、私たちは、何をどう考えるべきなのか。ミレニアル世代注目の論客と、次世代リーダーたちが、日本の本質的な論点と、次の時代への指針を示す。ニコニコ生放送で話題になった「平成最後の夏期講習」を下敷きに、著者が大幅に加筆。

目次

序章 テクノロジーと日本の課題を探る―「現在」から「次の時代」のために
第1章 「働く」ことへの価値観を変えよう―AI・高齢化時代の「仕事」を考える
第2章 超高齢社会をテクノロジーで解決する―「免許証を取り上げなくて済む」社会のために
第3章 孤立化した子育てから脱却するために―「新しい信頼関係」に基づくコミュニティで子育て問題を解決する
第4章 今の教育は、生きていくために大事なことを教えているか?―「詰め込み型教育」と「多様性」を共存させる
第5章 本当に、日本の財源は足りないのか―高齢化でもGDPが増えているデンマークに学べ
第6章 人生100年時代の「スポーツ」の役割とは?―「健康」のための運動から「Well‐being」 ヘ

著者等紹介

落合陽一[オチアイヨウイチ]
1987年生まれ。メディアアーティスト。東京大学大学院学際情報学府博士課程修了(学際情報学府初の早期修了)、博士(学際情報学)。筑波大学学長補佐・准教授・デジタルネイチャー推進戦略研究基盤基盤長、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授を兼務。ピクシーダストテクノロジーズCEO。2015年米国WTNよりWorld Technology Award 2015、2016年Ars ElectronicaよりPrix Ars Electronica、EU(ヨーロッパ連合)よりSTARTS Prizeなど国内外で受賞多数。現在、NewsPicks、news zeroなどメディアでも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ねこ

122
テクノロジー系の本は自分の中では賞味期限は3年。進化のスピードが速いから、本書はギリと思ってた。でもさすが落合陽一さん。視点が私なんかよりずっと先を行ってて、現在でも内容が全く陳腐化していない。特に日本の教育について。いわゆるPh.D(博士学位)の教育とのために大学入試が終わった瞬間から学生にアンラーニングさせるよう、多様な教育機関を活用して学ぶ、美学に基づいた価値を追求する人材を生み出すなど、政治と技術を掛け合わせた(ポリテック)を基盤として日本の弱体化を進化にチェンジするべき熱く語りかけている。2022/12/03

けんとまん1007

96
かねてからの落合さんの主張のまとめ的なものと読めた。今の時代のテクノロジーとその先にあるものを見つめ、どう、変化していくのかというもの。取り上げられているテーマも幅広く、まさに、国全体に関わる考え方。メデイアで流されている情報にういては、以前から信用していない部分も多いが、そんなことも書かれている。つまり、思考のスタート位置が、意図的にずらされているのだということ。それを踏まえて、先を見通す。そして、動くことが何より大切なのだ。政治家の定年制には、大賛成。2019/04/29

アベシ

73
さらさらっと読めました。日本の予算の使われ方、ジェネレーション・ウォーと言われて久しいですがあらためてデータで見ると、政治家の定年制は必須のような気がします。落合さんの問題意識の持ち方は正鵠をいており、まさしく今を代表する論客の一人だとおもいます。これからも注目していきたいと思いました。 2019/04/20

めだか

73
少子高齢化が進む日本を悲観的に捉え、解決策が見つからないという世の流れが多い昨今。生まれた時にはITなんてなかった世代が政治家にも、経営者にもまだ多いのでIT否定論があるのは頷ける。しかし本当に少子高齢化は日本の地盤沈下につながる要因なのだろうか。視点をかえれば、日本が成長できるチャンスなのではないか。デービッド・アトキンソン著の「日本人の勝算」が刊行されたので合わせて読みたい。2019/01/18

HMax

53
「若者を自由にすること」すなわち未来への投資が出来ていないことが、僕は非常に悲しいのです。全くその通りです。60歳以上が有権者の4割、シルバー民主主義が蔓延し、高齢者福祉にお金がばらまかれる。日本の一般会計予算100兆円、1/3は社会保障費補填、1/4が国債費、公共事業や教育に回せる真水は21兆円と中国の軍事費26兆円よりも少ない予算。しかもこの真水が25年間変わらず、増えた予算は全て社会保障に費やされる。ショッピングモールに病院や老人ホームを併設するのに大賛成。2020/11/14

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