再発見の発想法

個数:
電子版価格
¥1,760
  • 電書あり

再発見の発想法

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年03月29日 15時49分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 206p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797395310
  • NDC分類 007.04
  • Cコード C0055

出版社内容情報

技術者は日常的に技術用語を使って考え、問題を解決しています。技術用語の中には、技術者が長年培ってきたアイディアやグッドプラクティス、それに問題解決のエッセンスが凝縮されています。
たとえば、技術用語としての「バッファ」は、データを生産するプロセスと、データを使用するプロセスの間に置かれた緩衝領域を意味します。この技術用語の発想を日常生活に適用するなら、私たちが使っている「財布」はバッファとしての役割を持っていることがわかります。さらに、いったん蓄積させることで価値を生み出すプリペイドカードにもバッファの発想が生きていることがわかります。
また、技術用語としての「ボトルネック」は、システム全体のパフォーマンスを決定するポイントを意味します。システム全体のパフォーマンスを上げるためには、やみくもに改善するのではなく最初にボトルネックを見つける必要があります。会社の承認プロセスで、特定の人物が意志決定のボトルネックになることはよくあります。いくら他のメンバーががんばっても、ボトルネックになっている人物の承認速度を上げなければ、全体のパフォーマンスは上がりません。
本書で取り上げる技術用語はプログラミング全般、アルゴリズム、セキュリティ、マルチスレッドなど多岐にわたります。このような技術用語の意味を知り、それを用いた技術者の発想を日常生活に適用させることで、業務の改善や学業の効率化、創造力の育成などに生かすことができるでしょう。
技術者の発想に関心をもっている学生から社会人、発想力や創造力を高めたいと思っているビジネスマン、組織をうまく動かしたいと思っているリーダーなど、現代を生きるすべての読者にとって最適の読み物です。
なお、本書は、『Software Design』(技術評論社)の連載を加筆修正して書籍化したものです。

内容説明

技術者のアイディアやグッドプラクティス、問題解決のエッセンスが詰まった技術用語を日常生活に適用して、新しい発想を生み出そう。

目次

第1章 あふれる量と戦う
第2章 速く、速く、もっと速く!
第3章 再利用のために
第4章 リソースを活用する
第5章 セキュリティを守る
第6章 正しく判断する
第7章 連携プレーをスムーズに
第8章 品質を上げる
第9章 エラーに対処する
第10章 機械学習と人工知能

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

35
ITの発想を抽象化して日常生活に生かす。そうか公開鍵暗号方式ってコインロッカーだったのか。抽象化すると、役割を分けるということ。こうやって自分の専門分野での考え方を自由自在に応用できたら楽しいな。まーた良書に出会ってしまった。2023/01/18

冬佳彰

13
IT業界で使われている概念を、日常生活でも利用できるんじゃない?といった工学エッセイって言えば良いのか?まあ、IT業界って言っても、商社やコンサル化している会社も多いんで、「昔ながらの開発寄りのIT」という感じか。俺は大学を出てから、ずーっと、(本当に)飽きるほどその辺にいるんで、日常会話でこのあたりの用語は飛び交っている。しかしまあ、もう一歩踏み込んで、こういった概念で日常生活を便利にするってのはアリかもしれないし、うんざりするだけかもしれない。オーバーエンジニアリングとか、いかにも日本的だな。(続く)2021/07/08

ニョンブーチョッパー

9
★★★☆☆ エンジニア業界で使われているのとは異なる、日常生活と結びつけて説明している点が面白い。ボトルネック→朝のトイレや洗面所、公開鍵→コインロッカー、二要素認証→キャッシュカード+暗証番号、オーバーエンジニアリング→旅行の過剰な荷物、何冊も買う問題集、過剰な保険。デッドロックの日常生活での例として、信号のない道の交通渋滞のイラストが分かりやすい。2022/03/06

P.N.平日友

8
テクノロジーの発想やらを日常生活支援と結びつけることでアラタナ発見があり、まさにタイトルの通り。バファリンの由来など豆知識として人に話したくなる話題が豊富だった。普段の業務でも泥臭いやり方でなく、エレガントで楽しく取り組みたいもの。ソフトウェアデザインに毎月記事があがるのでたのしみ。2021/03/21

しき

6
IT用語を日常生活にたとえて解説した本。ただ喩えるだけではなく、用語の背景や本質を解説してあって読み応えがある。公開鍵暗号方式をコインロッカーにたとえたのは見事だと思う。公開鍵の本質は暗号化する鍵と復号する鍵を分けたことで、コインロッカーも開ける鍵と閉める鍵を分けている(お金と鍵)。ITに限らず、自分の仕事用語を日常生活におきかえる視点は大事だと思う。おきかえる過程で仕事の本質を理解できて、仕事をブラッシュアップできるからだ。2022/12/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17323820
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。