出版社内容情報
暗記して使うだけじゃない! 愉しみの数々
内容説明
長さや距離、重さ、広さ、量、角度、時間、速度、温度…。「単位」を1つも使わないという日はあまりないでしょう。しかし、どのように生まれたかということ、身近なものを基準にした単位も多いことは、意外に知られていません。そこで本書では、その進化の道すじを追いながら、使われ方、おもしろいエピソードをご紹介していきます。多種多様で奥深い、単位の話をたっぷりどうぞ。
目次
第1章 単位ってなんだろう
第2章 単位はどこからやってきた?
第3章 「長さ」や「距離」を比べてみよう
第4章 「重い」と「軽い」の境目は?
第5章 「広さ」と「量」、そして「角度」を表す単位
第6章 現代人が気になる?「時間」と「速度」の単位
第7章 「エネルギー」にまつわる単位
第8章 目には見えない「音」と「温度」を表す単位
第9章 いろいろな「光」を表す単位
第10章 君の名は…単位
第11章 そのほかの単位
著者等紹介
伊藤幸夫[イトウユキオ]
岩手県生まれ。編集プロダクションを経てドキュメントコンサルタント、プランニングディレクターとして活躍
寒川陽美[サンガワハルミ]
埼玉県生まれ。プログラマー、SE、パソコンインストラクターなどを経験し、岩手県北上市にある有限会社イグノス取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たか
2
良書です。初耳の単位もわりとありました.2018/08/22
読書メモ
0
単位の起源に始まり、古代ローマ等で使われていた単位へと移る構成で、現代人には馴染みの薄いもとなっているため、やや実感に欠けるという印象が残った。しかし、それでも可能な限り平たく説明しようという意図は感じるため、それ程読みづらさはない。ただ、本書は一種類の単位辺りで避けるページ数が見開き2ページが基本となる。したがって、簡潔すぎてむしろ理解が消化不良となる場面にはいくつか直面した。なので、あくまで導入書だと意識して読むのが良い。また、個人的にはD値、T値、L値、NC値の項目が身近に思え、大変興味深かった。2018/06/04