SB新書<br> 集中力はいらない

個数:
電子版価格
¥880
  • 電書あり

SB新書
集中力はいらない

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 02時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797389494
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

「失敗するのは注意散漫だったから」は本当か?1日1時間労働の人気作家が明かす、発想力のコツとは?

私たちは「一つに集中するのはすばらしい」という思い込みにとらわれている。
「だらだら」「非効率」を排除しようとする風潮の中、
累計1600万部超の人気作家が提唱する「アンチ集中力」のすすめとは?
人間のもつ本来の力を発揮するには? 
誰もいわなかった情報過多時代の<知的生産術>。
これから結果を出したい社会人から、大学生まで。
全世代におすすめしたい、常識のとらわれない頭の使い方を1冊にまとめました。

(「はじめに」より抜粋)
「集中力」という言葉があるが、
まるで人間には「ものごとに集中する能力」があるかのように表現されたものだ。
具体的にそれがどういう力なのか、今ひとつ僕にはわからない。
だが、誰もそれを疑問に思わないみたいだし、
それどころか、集中力は非常に良いもの、素晴らしいものであって、
集中力があればあるほど有利になり、
なにごとも解決するような魔法みたいな特殊能力として扱われている。(?)
この本で僕が書こうと思っているのは、
実は、このような「集中力」に否定的な考え方である。
だから、あえて言えば、「アンチ集中力」みたいなものの効能について語ろうと思う。


第1章 集中しない力
第2章 「集中できない」 仕事の悩みに答える
第3章 「集中しない」と何故良いか
第4章 考える力は「分散」と「発散」から生まれる
第5章 思考にはリラックスが 必要である
第6章 「集中できない」感情の悩みに答える
第7章 思考がすなわち人間である


森 博嗣[モリ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

だらだらするからうまくいく!現代の「集中力信仰」を斬る!人気作家の超・知的生産術とは?

目次

第1章 集中しない力
第2章 「集中できない」仕事の悩みに答える
第3章 「集中しない」と何故良いか
第4章 考える力は「分散」と「発散」から生まれる
第5章 思考にはリラックスが必要である
第6章 「集中できない」感情の悩みに答える
第7章 思考がすなわち人間である

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。小説家。工学博士。某国立大学の工学部助教授の傍ら1996年、『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞し、衝撃デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ🍀

184
人は日々過ごす中で、色んなことを考えている。一つのことに集中することにより疲労し、集中は続かない。逆に、同時に色んなことを思考した方が、疲れにくく発想が生まれやすい。集中とは機械のように動き、緊張している状態。機械ではなく人間らしく、だらだら、ゆらゆらと落ち着いた日常を過ごし、思いつくままの発想を積上げ、必要なときに発散する。多読。今読んでいる本と全く違うことを思いつく。別の本を手に取り、また違うことを思いつく。結果的に色んな刺激を得られる。そこに、緊張、集中はない。集中力を疑うことも、時には必要である。2020/09/08

MI

104
一つに集中することは素晴らしいという思い込みにとらわれ、「だらだら」を排除しようとしているが、だらだらこそひらめきがある。著者は1回10分集中し、仕事の合間に趣味の工作、庭の手入れをしてまた仕事に戻るの繰り返し。  AIが発達して、分からないことは考えずにすぐ検索をする。ネットの情報は個性がなくなり単一的になっていく。AIが職を奪うというが、機械に任せて、人間にしかできない思考を磨くことが大切。集中より分散や発想に着目することで考える習慣をつけよう。長時間集中が善ととらわれすぎていたことに気付かされた。2024/01/04

ゼロ

94
表題の「集中力」とは、「一つに集中すること」を指しており、1つのことに拘るのではなく、「分散」して複数のことを同時にやった方がいいよと述べています。1つに集中するとどうしても疲れてしまうから、複数のことをやった方が効率が良いということを、言葉を変えて何度も説明していた。後半からは、「反応」する人間が増えてきており、「機械化」してるとも言ってる。いいね!をすることは「確認」であり、そこに「個性」はない。人間をやめないためにも、もっと「思考」することをしよう。分散思考を持ち、物事に取り組んで行きたくなった。2018/08/31

yomineko@猫と共に生きる

71
森先生は集中力がないので小説執筆は毎日1時間、と仰っている。集中力の反対の分散力を使って色々な事をこなしておられる。私は森先生に似ているなと思った。常に数冊の本を同時に読み散らかし、外国語も英語だけだと飽きるので他の多数の言語に手を出している。集中力が良い事だと思っていたが実は違うのかも知れない。先生と私の違う点は性別と年齢と大学だけ!自分と同じ人がいてとても嬉しい。2021/01/22

KAKAPO

67
『創るセンス 工作の思考』以来、1年ぶりに読む森先生の論は、相変わらずキレが鋭く、更に鉈のような力強さが加わっていた。手に取った人にインパクトを与えることを狙った『集中力はいらない』というタイトルよりも、4章の『考える力は「分散」と「発散」から生まれる』というタイトルの方が相応しい内容でした。集中とは思考を排除するものであり、知識を得ることを考えることと勘違いしないようにと、読者を戒めている。2018/06/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12591511
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。