出版社内容情報
最強の市民レーサーが速くなる秘訣を伝授
初心者でも参加しやすいロードレースとして人気の高いヒルクライムレース。参加のハードルが低い半面、レベルアップを図るにはどのようなトレーニングを行うかが重要となってきます。特に市民レーサーの場合は、仕事とトレーニングを両立させる必要があり、モチベーションの維持が難しいケースも多いはずです。
本書は、そんな市民レーサーを対象にヒルクライムに強くなるためのノウハウをまとめた一冊です。55歳を過ぎた現在でもヒルクライムレースで活躍されている市民レーサー村山利男氏が、機材選びからライディングフォーム、トレーニング方法、食事、仕事とのバランスの取り方までを細かく指南します。最強のクライマー直伝の教えを実践して、目標タイムのクリアを目指しましょう。
1章 酒と自転車と人生を楽しむ
・最高の一杯のために、今日も走る
・33歳で出会ったロードバイクは、体に優しい乗り物だった
・ヒルクライムは安心・安全に楽しめるのが魅力
・酒と食事と自転車を、ぜんぶ楽しむ
・ランニング、デュアスロン、そしてヒルクライム
2章 トレーニングに必要なもの
・自己観察がモチベーションを維持する
・継続の秘訣は心拍計
・屋内でトレーニングできるローラー台
・同じトレーニングコースでも、違う楽しみを見つける
・心拍計で、トレーニングのPDCAを回そう
・日常生活にゲーム感覚を取り入れよう
3章 機材とフォームで楽に上る
・ロードバイクにおける軽量化の重要性
・いちばん楽なフォームで上る
4章 ヒルクライムのコツ、教えます
・イーブンペースがヒルクライムの基本
・ペースを乱さずにゴールまで走り切る
5章 ヒルクライムトレーニングのポイント
・シニアこそトレーニングを楽しもう
・トレーニングメニューはシンプルがいちばん
・トレーニングメニュー?@「平地でのファストラン」
・トレーニングメニュー?A「山でのビルドアップ走」
・トレーニングメニュー?B「ローラー台でのビルドアップ走」
6章 いつまでも走り続ける
・トレーニングを長続きさせる秘訣は?
・家庭と仕事が最優先 最後がロードバイク
・休むことでこそ速くなる
・ご飯とタバコ、そして酒
・56歳、人生とロードバイクはこれからが楽しい
コース別ヒルクライム攻略法
・乗鞍高原
・富士スバルライン
・栂池高原
・美ヶ原高原
・鳥海山
・八ヶ岳
・枝折峠
【著者紹介】
1959年生まれ。フルタイムワーカーとして働きながらトレーニングに励む市民レーサー。マラソン、デュアスロンを経てサイクルロードレースを始める。1995年、デュアスロン全日本チャンピオン。市民レーサーの中でクライマーの頂点を決める「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」では、1998年から2003年まで6連覇を成し遂げて伝説となっている。50代の折り返しを過ぎた現在でもトップレベルのパフォーマンスを維持しており、2014年6月の「Mt.富士ヒルクライム」でも6位に入るなど、衰えを知らない。これまでの実績だけでなく、食事などユニークな日常生活も注目されており、自転車雑誌でも多数紹介されている。
内容説明
乗鞍ヒルクライム6連覇。56歳にしていまだ現役。初めて明かされる、伝説的ヒルクライマーの強さの秘訣とは?
目次
1章 酒と自転車と人生を楽しむ
2章 トレーニングに必要なもの
3章 機材とフォームで楽に上る
4章 ヒルクライムのコツ、教えます
5章 ヒルクライムトレーニングのポイント
6章 いつまでも走り続ける
著者等紹介
村山利男[ムラヤマトシオ]
1959年1月21日生まれの56歳。ランナーを経て、33歳でヒルクライムに出会う。フルタイムワーカーながら乗鞍ヒルクライム6連覇(1998年~2003年)、デュアスロン全日本チャンピオン(1995年)などの戦歴を誇る。酒豪としても有名。2012年の乗鞍ヒルクライムで8位(57分27秒)、2014年のMt.富士ヒルクライムで6位(1時間1分29秒)に入るなど、現在でも衰えを知らない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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