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数学を変えた14の偉大な問題―フェルマーの最終定理からリーマン予想まで

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  • サイズ B6判/ページ数 437p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797375190
  • NDC分類 410
  • Cコード C0041

出版社内容情報

数学は、偉大な問題で進化する!

フェルマーの最終定理から四色問題、ポアンカレ予想、リーマン予想まで。
数学を進化・発展させてきた大問題と、未だ解くことができない偉大な問題を、
イアン・スチュアートが鮮やかに解説する、現代数学の最前線。

フェルマーの最終定理やポアンカレ予想のような大問題は、
どのように生まれ、どのようにして解かれたのか。
クレイ数学研究所が設けたミレニアム賞の対象である7つの未解決問題は、
なぜ解くことができず、どこまで解決の糸口が見えているのか。
数学を進化・発展させてきた大問題と、未だ解くことができない偉大な問題を、
イアン・スチュアートが難しい数式を使わず平易に解説し、
現代数学の最前線を明らかにする。
前著『世界を変えた17の方程式』と並ぶ名著が遂に登場!

はしがき

第1章 偉大な問題
第2章 素数の領土 ゴールドバッハ予想
第3章 πの謎 円の正方形化
第4章 地図作製の謎 四色定理
第5章 球に満ちた対称性 ケプラー予想
第6章 古い問題に対する新しい答 モーデル予想
第7章 足りない余白 フェルマーの最終定理
第8章 軌道のカオス 三体問題
第9章 素数のパターン リーマン予想
第10章 球はどんな形? ポアンカレ予想
第11章 すべて簡単なはずがない P/NP問題
第12章 流体の考え方 ナヴィエ=ストークス方程式
第13章 量子の謎 質量ギャップ仮説
第14章 ディオファントスの夢 バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想
第15章 複雑なサイクル ホッジ予想
第16章 次は?
第17章 未来に向けた12の問題

用語解説
参考文献

訳者あとがき索引

【著者紹介】
ウォーリック大学数学部教授。英国の第一線の数学者であり、ポピュラーサイエンス書の著者としても世界的に有名。2001年に、王立協会のフェローとなる。新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども積極的に行っている。著書に『数学の秘密の本棚』『数学で生命の謎を解く』『世界を変えた17の方程式』(以上、SBクリエイティブ)、『もっとも美しい対称性』(日経BP社)、『自然界の秘められたデザイン』(河出書房新社)などがある。

内容説明

フェルマーの最終定理やポアンカレ予想のような大問題は、どのように生まれ、どのようにして解かれたのか。クレイ数学研究所が設けたミレニアム賞の対象である7つの未解決問題は、なぜ解くことができず、どこまで解決の糸口が見えているのか。数学を進化・発展させてきた大問題と、未だ解くことができない偉大な問題を、イアン・スチュアートが難しい数式を使わず平易に解説し、現代数学の最前線を明らかにする。

目次

偉大な問題
素数の領土―ゴールドバッハ予想
πの謎―円の正方形化
地図作製の謎―四色定理
球に満ちた対称性―ケプラー予想
古い問題に対する新しい答―モーデル予想
足りない余白―フェルマーの最終定理
軌道のカオス―三体問題
素数のパターン―リーマン予想
球はどんな形?―ポアンカレ予想〔ほか〕

著者等紹介

スチュアート,イアン[スチュアート,イアン] [Stewart,Ian]
ウォーリック大学数学部教授。英国の第一線の数学者であり、ポピュラーサイエンス書の著者としても世界的に有名。2001年に、王立協会のフェローとなる。新聞や雑誌の記事の執筆、テレビの科学番組への出演なども積極的に行っている

水谷淳[ミズタニジュン]
翻訳者。東京大学理学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

20
2013年初出。 広大にして拡大し、変化する数学(Ⅶ頁)。 偉大な問題は、学問的な奥深さと、 単純さやエレガントさとの組み合わせ、 そして、難しく(・点付)なければならない(010頁)。 互いの差が2である素数のペアが無限個存在する、 双子素数予想。 3,5  5,7  11,13  17,19 の ように。 最大の双子素数は、 2014/04/30

がくちゃびん

6
半月かけて読了。解決・未解決に関係なく数学の難問を複数紹介し、問題自体が科学の発展に重要なもの、問題それ自体にあまり大きな意味や価値はないが、その問題が解かれた過程で見つかった新たな手法や方法論が科学界に大きな影響を与えた問題などが、数式を極力使わず直感亭な文章で紹介されている。特にホッジ予想やバーチスウィンナートンダイアー予想の紹介は、自分が読んできた中で最も直感的な説明をしてくれてる。それでも難解である事に変わりないが、数学に興味を持たれた方はぜひご一読いただきたい。2016/08/04

農明(ノウミョウ)

4
数学の読み物と思って読みましたが専門書レベルの内容でした。数学の分野で素数やπなど古典的な問題から最新の問題まで14種類の話題が豊富でした。読んで感じたことは、幾何学、代数学等の各種数学はつながっていて、それらの連携で新たな発見や問題の解決になる、という点が非常に興味深かったです。2021/04/24

naoto

4
最近、図書館で数学の本を借りてくることが多いんだけど、本当に面白い。この本は解決/未解決を含め14なの?の問題について書いてあるんだけど、半分も意味が分かってなくても面白い。意味わかんなくてもこれだけ面白いんだから、意味わかったらどうなっちゃうの?読み終わった今、証明に興味が出てきてます!2014/12/26

ちくわん

3
図書館で速読。最後の「未来に向けた12の問題」のコラッツ予想、ラマヌジャン、それとABC予想が感動だ!果たしてABC予想は解決なのだろうか?2016/08/06

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