内容説明
C/C++、Javaで学ぶ、アルゴリズムとデータ構造の極意。「サーチ」「ソート」のような“アルゴリズム”や、「リスト」「スタック」といった“データ構造”を解説する。
目次
ソート
サーチ
リスト
スタック&キュー
再帰呼び出し
ツリー構造
マップとハッシュ
浮動小数点型と数値計算
文字列検索
バックトラック方法と幅優先探索
動的計画法
アルゴリズムで遊ぶ―テンパズルに挑戦
グラフ構造
著者等紹介
紀平拓男[キヒラタクオ]
1979年大阪生まれ。東京大学在学中に受託ソフトハウスの(有)スウィフトを起業。日本IBM東京基礎研究所にてJavaScriptを研究後、(株)ブロードテイルを創業、代表取締役として現職。モバイルのソフトウェア技術を中心に研究・製品開発に取り組む
春日伸弥[カスガシンヤ]
1980年神奈川生まれ。米国ミシガン大学情報学修士。東京大学在学中に(有)スウィフトの設立に参加後、日本IBM東京基礎研究所、(株)ブロードテイル取締役を経て、現職はubitus Inc.ビジネス・デベロップメント。新規ソフトウェア技術のビジネス化を中心に国内外で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
2
比較的新しめの本ですが、復習用に読みました。深い理論には突っ込まず、主に図を用いて丁寧に解説してくれます。数値計算やグラフ理論の話題も含まれており、他の初学者向けアルゴリズム本よりもお得かも。C言語とJAVAのサンプルコード付き。2013/02/27
HANA
1
代表的なアルゴリズムとデータ構造を学べる本。C言語でのサンプルコードがあるのでアルゴリズムとかよく分かっていない私でもそれなりに理解しながら読むことができた。とりあえずC++で書いてみていたけれど普通に書けて良かった。これで別言語で書ければとりあえずアルゴリズムとデータ構造の基本は分かったような気にはなれそう。2015/12/10
kkk
1
1年前はもうマージソートの再帰部分が理解できなかったり、ポインタがよくわかっていなかったからリスト構造がちんぷんかんぷんだったりでほとんど読み進めることができなかったが、今回はそのあたりを復習したり、gdbを使って挙動を見たりしながら読み進めることができた。10,11,12章は後回し。内容は導入的なものだがポインタを理解してから読んだほうがいい。2013/03/20
toiwata
0
再読。C言語は避けて通れない。自然言語に例えると英語かラテン語のようなもの。2016/12/01
ユータス
0
プログラミングの入門書を読んでC言語やJava言語の基本的な書き方を一通り覚えた人が次に読むべき本です。少し厚い本ですが本の半分以上はサンプルのソースコードなので、まずはとりあえず考え方の部分にだけ目を通して「便利なもの(=アルゴリズムとデータ構造)」があることを知っておくといいかと思います。そして実際に自分で問題を解く時になったら、ソースコードも含めてもう一度読み直すといいです。2016/06/13