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内容説明
マンション爆発から数刻、目覚めた丈を待っていたのは、委員会による周囲1キロ四方の封鎖。そしてそこに集まりつつあるゾーンの群、という奇妙な状況だった。ゾーン対策委員会の不審な動き、「あなたはずっと重大な回答と一緒に暮らしていた」というレムレスが残した謎の言葉。全てがマンション‐ゼロ地点‐を指し示している。そんな中、大切な一言を伝えるため、マンションに戻った音緒は、レムレスと“彼”に遭遇する。「助けてよ!!丈!!」隠されていた真実が明かされ、音緒の叫びが届くとき、本当のヒーローが蘇る!「ゾアハンター」衝撃の最終巻。
著者等紹介
大迫純一[オオサコジュンイチ]
漫画家、造形助手、アトラク俳優といった職歴を経て作家となる。日本推理作家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
6
KU。えぇなんだろう。なんか爽快さはあるよ、あるんだけど「えーこれでおわり?なんかなぁ」もある。でも、2009年で終わってなかったら未完の物語になったろうし最善の形ではある……。なんだろうなぁ、戦ってない丈は丈じゃなくない?みたいな? ん~違うかも。わからん。2022/08/08
shiro
1
終始一貫した構成に脱帽。終わり方も、泥臭くなくて実にいい。著者のご冥福を心よりお祈り申し上げる2010/09/10
INN
1
無事完結。最後まで丈は丈だった。満足。2009/06/23
ヤス
0
読了。面白かったです。 終わってしまったんだなぁ、というのが正直なところ。 他の多くの作品とは異なり、ヒーローの内心まで掘り下げたうえでの完結だった。 多くは語れない。ただただ、終わってしまったんだなぁ、とだけ。2014/11/03
海村しゃんく
0
正直な話、ある作品のノベライズを読んだ時の文章の酷さに辟易していて、ラノベには小説としての期待を抱いていなかった。ただ、尊敬する友人が誕生日に全巻を贈ってくれたので読み始めてから、どっぷりと世界にはまりこんでしまった。 文章はやはりラノベらしいところがあるが骨太で、内容も露骨に狙った萌えは一切なく燃えばかり、ヤングアダルト程若過ぎず、寒気のするようなハードボイルド過ぎず、自分くらいの年齢にピッタリの濃度で、ともかく最後まで面白く読めた。2014/09/18