GA文庫<br> 神曲奏界ポリフォニカ―アドレイション・ブラック

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GA文庫
神曲奏界ポリフォニカ―アドレイション・ブラック

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  • サイズ 文庫判/ページ数 393p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784797354898
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「あなたは心の中に深い喪失を抱えておられるのね」レプリシアの澄んだ声が静かに、しかし確実にマナガの心を震わせる。「そしてあなたにも、そのことは話していないはずですね」次に、彼女が告げた相手は、マティア。少女はただ、沈黙をもって応えるだけだった…。レプリシアが持つ「すべてを見通す」という力。それはマナガの抱える「罪」でさえも白日の下に晒すほどの異能なのか。マティアとマナガ、二人の間にずっと封印されていた「秘密」が今、確かな輪郭を帯びてその姿を現し始めた…。黒のポリフォニカ、衝撃の第11弾。

著者等紹介

大迫純一[オオサコジュンイチ]
漫画家、造形助手、アトラク俳優といった多様かつ偏った職歴を経て作家となる。日本推理作家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アーサー・エリス

1
マナガの過去に触れつつ、ちょっと宗教めいた「レプリシアの家」なる慈善団体(?)で起きた事件を追う巻。今回の事件は精霊絡みのトリックが絡まない正統派ミステリーな感じで、宗教っぽい事件ということで容疑者やそれを取り巻く人間たちの「闇」がいやというほど描かれ、全体的に陰鬱。レプリシアとそれを妄信する人々の暴走に対し、ガチギレしたマナガが叫んだ台詞はカッコイイと同時に哀しくもあった。人間を愛し、信じているからこそレプリシアとその信者に怒り、あんな台詞を吐いたんだろうな。次回も陰鬱そうな話のようだが、果たして。2015/08/24

桜乱

1
こういう類の人はあまりなので読んでるとき酷い顔をしていたかもしれない(´・ω・`)、なんともああいう盲目的信仰はだめなんですよねぇ。人を心底信頼しているマナガだからこそ、震えるほどの憤りを感じたのかもしれませんねぇ。そして、店長、あんたかっこよすぎるぜい( ・ω・)b2011/08/26

おぜっぴ

1
今回は特に人間のドロドロしたところが強く描かれていたので、シェリカの周りにいる人、精霊の温かさが引き立っていた。しかしそれも最後の一文で…。2010/05/23

REV

1
にやり。2009/05/21

みっちー

0
☆1 話はいいんだけど宗教ちっくな所が気持ち悪い2015/05/23

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