4Gbpsを超えるWebサービス構築術

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784797354362
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C0055

内容説明

10msのレスポンス向上と落ちないWebサービスを追求するライブドアの技術者が明かす構築・運用テクニック。実際のサービスでの適用手法を例として、快適なWebサービスを実現するための最重要課題となる高可用性の維持から、キャッシュシステムや分散処理などの高速化技術まで、徹底的なこだわりをここに公開。

目次

1 Webサービスの概要と要素技術
2 キューイング
3 DBキャッシング
4 HTMLキャッシング
5 検索サービスの技術
6 入出力パフォーマンス
7 分散ストレージ
8 モバイルの技術
9 ネットワークを取り巻く技術
10 Webサービスの性能評価

著者等紹介

伊勢幸一[イセコウイチ]
1962年生まれ。1986年室蘭工業大学工学部卒業。2005年に株式会社スクウェア・エニックスを退職し、株式会社ライブドアへ入社。2008年10月情報環境技術研究室長に就任。以後、ネットワークアーキテクチャ、オーバーレイネットワーク技術の研究活動を指導する

池邉智洋[イケベトモヒロ]
1976年生まれ。京都大学工学部中退。2001年10月オン・ザ・エッヂへ入社。Webアプリケーション開発の受託業務に携わり、2003年11月「livedoor」のポータルサイト化を担当。同時に「livedoor Blog」を立ち上げる。2007年4月より執行役員CTOとして各種サービスの開発を指揮。Japan Perl Association理事

栗原由樹[クリハラヨシキ]
1977年生まれ。1999年会津大学コンピュータ理工学部卒業。2001年に株式会社ライブドアの前身である株式会社オン・ザ・エッヂへ入社。Webアプリケーションエンジニアとして開発を行う傍ら、PerlのオープンソースWebフレームワーク『Sledge』の開発などオープンソースの開発にも参加する。Yokohama Perl Mongers代表

山下拓也[ヤマシタタクヤ]
1978年生まれ。ゲーム製作会社を経て、2006年に家電メーカー(社内SE)を退職し、株式会社ライブドアへ入社。主にライブドアポータルの検索コンテンツを担当

谷口公一[タニグチコウイチ]
1976年生まれ。高校卒業後さまざまな業界を転々と渡り歩いたあと、異色の経歴を提げ、2003年株式会社ライブドア入社。現在、システム開発部門のシニアスペシャリストとして、livedoorポータル向けシステムの開発を行う傍ら、オープンソースコミュニティなどでの活動も行なう

井原郁央[イハライクヒロ]
ブログビジネスユニット開発グループ。京都大学工学部情報工学科卒。汎用レコメンデーションエンジンCicindelaの作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

iwazer

0
非常に実践的でした。インフラが苦手な開発者も読むべき。2009/09/05

Tom

0
ちょっと古い本なので(4年ほど前)、現状はまた変わっているんだろうけど、いわゆる大手Webサービスのアーキテクチャを知ることができた。ただ、キャッシングとか検索とか分散とか、それほど目新しいものは無かった気がする。掲載されているコードも基本的なもので、印象深いものはあまりなし。「大体こんな感じ」という事例の把握にはちょうど良いレベル。もうちょっとコアな内容でも良かったかと。2014/07/09

kwy8791

0
出た直後から気になっていたものの、結局3年も放ったらかしてしまった一冊。転職前に読んどけばなぁ。今となっては少々古くなってしまった部分もあるが、web屋さんが一般的に使っている技術について、浅く広くまとめてある一冊2012/08/25

宮 偉

0
Livedoorの技術者達が書いた本です。タイトルの通り、Livedoorがどういうふうに数百万、数千万ユーザーのウェブサービスを構築したかのお話です。「どう分散化する」のは一番のテーマです。今の言葉で言うと「クラウド」です。章構成がバラバラで、内容も浅い、あまり本質的なことを掴んでいないとの印象です。おすすめしません。

expision

0
最初に手にとって、一時中断してから結構時間が空いての読了になってしまったが、今の読後感で言うと、かなりざっくりと書かれているな(良い意味でコア過ぎない)という印象です。NW運用のところは自分の勉強不足を切に感じますが、それ以外の部分はさらさらと読むことができた印象でした。同業界の新人の方に(自分含めて)読む価値のある本であると思います。2010/05/01

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