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内容説明
十三人の関根杏子―。丈が見た光景を端的に表現すればそうなる。だが、違う。なぜなら幼い彼女たちは、銀色の髪をなびかせ碧色の瞳を煌めかせながら、まるで戯れるかのように…人を喰らうからだ。「ゴースト、てめぇ…」。少女達を待ち受ける白いスーツの男に向かって、丈は呻くように呟く。「なにをやってやがる…」「食べてあげるの、人間みんな」。応えたのはレムレスだった。ゴーストにそっと寄り添いながら、彼女は言葉を継ぐ。「人間の代わりに、あたし達が『人』になるんだもん」。二人の戦いが新たな局面を迎える。
著者等紹介
大迫純一[オオサコジュンイチ]
漫画家、造形助手、アトラク俳優といった職歴を経て作家となる。日本推理作家協会所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海星梨
7
KU。うわー……。うわー。ゴーストはここで退場っぽいなー……想像してたのとまったく違うぞ。白いラスボスがまだ姿を表さないので「あれ?本当に後一冊で終わるの?」って感じ。次回冒頭で「君もゾーンをなろう!」的なキャンペーンを大々的に始めて登場でもしないと出てくる気がせんのやが。というわけで、次、最終巻は明日。2022/08/07
ヤス
2
読了。面白かったです。 6巻を手に入れるのにホント時間かかった。結局、この1冊を手に入れるのにコンプリートセットを買うことになってしまった。 さて、感想。 ゴーストの言葉の意味がついに明確化。このような結末になるとは全く予想していなかった。そして、6巻の最終シーンも予想外。これでホントにあと1冊なのってのが正直なところ。 最終巻は時間的にすぐには読めないけど、ほんと楽しみだ。 そして、このような作品を創る大迫先生が亡くなっていることが残念でならない。2014/10/26
INN
1
ラストが物凄い。哀しいと同時に奮えた。2009/02/14
タカシ
0
丈の手術は成功するのかそれとも、物語は最終巻へ。2012/02/03
クロチ
0
美咲の再登場に歓喜。2011/09/13