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内容説明
「ここに浮船があるでしょう―そのフネ、私にください」突然やってきた少女の、あまりに突拍子もない申し出に、雪平はしばらく返事ができなかった。浮船―空に浮かぶ不思議な生物「浮鯨」から採れる器官「浮珠」を利用した空中船が、たしかにこの事務所には一隻ある。だが、もちろんそれは気軽に人にあげたりもらったりできるものではないのだ。驚きつつも、とりあえず少女に詳しい事情を訊こうとする雪平。しかしそれは彼らにとっての大きな冒険の始まりだった。戦争の始まった空、くじらの棲む成層圏の下で展開する、ボーイ・ミーツ・ガールストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃか
1
空を飛ぶ不思議な生き物「浮鯨」からとれる「浮珠」を用いて飛ぶ船がある世界のお話。巻頭に明治37年ごろの東アジア周辺地図が乗っているんで、それぐらいなんでしょう。浮くための「浮珠」が足りず日本に戻れずにいた2人と、「浮鯨」を狩る捕鯨をやっていた少女が出会い、浮船がまた空を飛ぶ、という展開。色々イベントはあったはずなのに、盛り上がりに欠けると感じたんですよね。どうにも勢いが足りないように思えました。多分、根本的に、文章が合わなかったんじゃないかと思います。2013/11/18
tkdasm
1
「軽貨」か「重貨」かでしか操船できない浮船の仕組みが物語をよく動かしていた。着陸のときは蒸気機関で逆噴射でもするのだろうか。1巻では着陸シーン出てこなかった。2011/09/15
KEI
1
購入。期待が大きすぎたようです。イマイチでした。世界観はいいのにキャラが薄すぎ。擬音が微妙だし、なにより文体が合わない(致命的)。次はありませんね。2009/11/19
nawade
1
★★☆☆☆ 文体も主人公の性格もどこか牧歌的。昔はこんな感じの本を結構読んだ気がする。だが、最近のライトノベルに慣れきった現在の自分には合わない。ひたすらイライラする。とりあえず、ボーイ・ミーツ・ガールに期待するのは止めよう。2009/10/06
hirobee
0
面白かった。導入って感じなのでここからどうなるか。2011/07/28