ソフトバンク文庫
「堕天使」がわかる―サタン、ルシフェルからソロモン七二柱まで

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784797346916
  • NDC分類 191.5
  • Cコード C0195

内容説明

堕天使とは何者なのか。最初は神の御使いとして旧約聖書に登場した天使が、後に「堕天使」と呼ばれる存在になった経緯を、名の知れた堕天使ごとに紹介。さらに、イスラエル王国の中興の祖であり、魔術王とも呼ばれたソロモン王が召喚したとされる堕天使のソロモン72柱すべてを完全網羅。13人のイラストレーターによる迫力の美麗イラスト60点を掲載。

目次

第1章 魔王と、その配下達(神に叛逆した地獄の魔王 サタン;最も美しく、神に愛された光の天使長 ルシフェル;サタンの原型となった悪霊の王 マステマ;人間に葡萄酒の味を教えた堕天使 サマエル;魔界の副王、偉大なる蝿の王 ベルゼブブ ほか)
第2章 ソロモン王に仕えた七二柱の堕天使(六六の軍団を支配する東方の魔王 バエル;鰐にまたがる邪霊三一軍団の老司令官 アガレス;正体不明の堕天使 ヴァッサゴ;死者の魂を喚びだす地獄の仔馬 ガミジン;獅子身の大総裁 マルバス ほか)

著者等紹介

森瀬繚[モリセリョウ]
早稲田大学第一文学部卒業。企画・制作プロダクション「クロノスケープ」代表として、ゲーム企画や設計、書籍・雑誌の編集・執筆など手広く活動

坂東真紅郎[バンドウシンクロウ]
北九州出身。ラノベ作家/ゲームプランナー/ゲームシナリオライター。現在フリー

海法紀光[カイホウノリミツ]
神奈川県横浜市出身。ライティング、翻訳業、小説執筆、ゲームノベライズなどを手がける。TRPGや各種ゲーム、アメコミに関する取材、仕事を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金乃丞

4
とりあえず頭から流し読み。聖書やらの古典から噛み砕いた解説がわかりやすい。原典をはっきりさせて書いてくれているので、さらに踏み込んで調べるときの参考にもなりそう。名前はどっかで聞いたことあるけど・・・という悪魔が沢山出てきてそれだけでも面白かった。やっぱり宗教もその時々で都合よく改変されてるんだなーというのもよくわかった。今後悪魔が登場する作品を読んだときに辞書的に使うのも良さそう。2010/04/02

まるめろ

2
深く掘り下げていない分わかりやすい。興味本位で手にとっただけの私には有り難かった。しかし堕天使や悪魔といえど、一概に悪い奴らではないらしい。あくまで力や知能を授けたりする能力が多く、ちらかと言えばそれを悪用する人間の方が悪魔的である。そもそも、堕天使や悪魔に頼ろうとする人間にろくな人間がいないのかもしれない。2020/05/09

Yukicks

2
専門的な内容でありながら、諸説を交えてわかりやすく解説している。悪魔のイラストがそれぞれ描かれているのだが、カッコいい!2011/04/25

樹999

2
海外ミステリ等の参考文献として購入。分かりやすかった。2011/01/11

紅月 戀

1
絵がきれいって書いてあるけど白黒だしそれ程でもないです。内容は参考になりましたけど作者の独断上みたいな気もしないではない。2013/02/22

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