ソフトバンク新書
私鉄探検

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797346602
  • NDC分類 686.21
  • Cコード C0295

内容説明

プロ野球もテーマパークも郊外住宅もデパートも、みんな私鉄がつくりあげた!?本書は、鉄道の奥深い世界を垣間見たい初心者にも楽しめる、個性豊かな私鉄沿線への“探検”に誘う最良のガイド。西武、京王、京急、つくばエクスプレス、名鉄、近鉄、阪急・阪神などの私鉄をとおして、日本の歴史と文化が見えてくる。

目次

第1章 「キャラクター文化」のルーツを求めて―西武鉄道
第2章 「帝都」はどこへ消えた?―京王電鉄
第3章 「羽田」とともに変貌をつづける―京浜急行電鉄
第4章 「私鉄の原点」をつくばエクスプレスに見た―首都圏新都市鉄道
第5章 「パノラマ」魂―名古屋鉄道
第6章 「観光帝国」の陽はまたのぼる―近畿日本鉄道
第7章 「遍在」する宝塚とタイガース―阪急電鉄・阪神電気鉄道
終章 私鉄が見る夢、私鉄に見る夢―大手私鉄の近年の動向、そして未来

著者等紹介

近藤正高[コンドウマサタカ]
1976年、愛知県生まれ。ライター。高校を卒業するまで名鉄沿線にて育つ。1995年より『Quick Japan』で編集アシスタントを務め、その後フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

epitaph3

3
大手私鉄の歴史やらを語りつつ、私鉄の謎を解いて行く感じ。つくばエクスプレスに乗りたいなあ。2013/12/14

Humbaba

3
JR程長い路線というわけではないが,長くないからこそ私鉄はそれぞれの特色を持っている.それぞれ様々な歴史があり,そして今の姿がある.そんな私鉄にのってまわってみるのも,また一興というものであろう.2011/12/12

さえきかずひこ

3
関東地方に30年弱暮らしているので、西武/京王/京急の項が興味深かった。後半の西日本の項目では、阪急創設者/小林一三の独創性をわかりやすく手ほどきしていてよい。ライトな鉄道ファンや地域史ファンにもお勧め。2009/03/06

ちあき

3
大手8社を中心に私鉄の歴史と文化を探訪する一冊。企業風土や沿線開発史については猪瀬直樹の著作などで既知の情報が多かったけれど、それでも知らないこと気づかなかったことはたくさんあるもので、いやじつにおもしろかった(とくに名鉄と近鉄を扱った2章)。鉄道本なのにマニアックな情報へのこだわりがうすい点、ノスタルジックな情緒に流れていない点も新鮮。しいて注文をつけるとすれば、章末の沿線ガイドか。ターミナル駅周辺の略図を各一つだけでも入れてほしかった。続編にはぜひ西鉄と京阪と小田急を!2009/03/01

Ray

2
相互乗り入れやICカードの利用エリア拡大によってシームレス化しサービスの進化が進む私鉄。しかし私鉄の真価を決定するのは「地域への深化」であり、今後は沿線住民の生活のリアリティを私鉄に反映させていきながら文化をはぐくんでいく必要がありそう。そしてそうなった時こそこれまでの私鉄の意味合いを超えた「私」の鉄道になるはず。…本文からちょいちょい抜粋したがはじめ韻ふみすぎwwガイドブック的な感じでこの本を持って出かけるのも面白そうだと思いました。2012/03/18

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