内容説明
同時通訳の第一人者が教える、曖昧な日本語をスムーズで自然な英語に訳すコツ。「善処する」「風通しのいい」「筋を通す」「懐が深い」など、よく耳にするけれどもいざ英語に訳すとなるととっさに思いつかない。そんな75の日本語を描出し、400余りの用例とともに解説。さらに英語のセンスを磨きたい人は必読!ジャパンタイムズ刊行の人気書籍を大幅改稿、復刊。
目次
第1章 幅広い意味の日常的表現(当たり前、当然;甘い ほか)
第2章 心の動きを表わす動詞(行き詰まる;一喜一憂する ほか)
第3章 政治・ビジネスでの独特な表現(一端(一翼)を担う
応分の ほか)
第4章 比喩を使った表現(味のある;鵜呑みにする ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
61
★★★☆☆ 同時通訳の第一人者が教える、あいまいな日本語を適切な英語に訳すコツ。75の日本語例と400余りの英訳用例が掲載されている。「善処する」「筋を通す」「懐が深い」などよく耳にするけれどもいざ英語に訳すとなると難しい言葉が紹介されている。この3年程、英単語力を強化してきたが、なかなか覚えにくかった英単語を同じニュアンスの言葉として一塊に頭に入れらたのは良かった。同時通訳の現場では「言葉」ではなく「意味」を捉えようとしているのだそうだ。同時に2つのことができない私にはとても真似のできない世界だ。2020/06/16
tamagotree
0
紹介されている日本語が実際の発言である事、政治家や会社経営者の発言である事など、実践的な日本語表現が多く紹介されていたので、良かった。2009/01/19