サイエンス・アイ新書<br> 暗黒宇宙で銀河が生まれる―ハッブル&すばる望遠鏡が見た137億年宇宙の真実

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サイエンス・アイ新書
暗黒宇宙で銀河が生まれる―ハッブル&すばる望遠鏡が見た137億年宇宙の真実

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797341935
  • NDC分類 443.9
  • Cコード C0244

内容説明

最新の観測技術と理論によって、この宇宙が生まれてきた姿がかなりのところまでわかってきました。宇宙は、何もない真空のゆらぎから137億年もの時間をかけて星々を生み、銀河を育て、いまなお変化し続けています。本書では、銀河の母体となる暗黒物質にフォーカスしつつ、この宇宙創生の壮大な物語をつづってみたいと思います。

目次

第1章 暗黒の宇宙(宇宙は暗いのか;天の川を見る;銀河を見る;宇宙は暗い)
第2章 暗黒宇宙の誕生(膨張する宇宙;ビッグバン;インフレーション;宇宙の誕生)
第3章 銀河宇宙の誕生(銀河の産声;銀河の時代;銀河を操るもの;進化する銀河)

著者等紹介

谷口義明[タニグチヨシアキ]
1954年、北海道生まれ。東北大学大学院理学研究科天文学博士課程修了後、東京大学天文台助手、同大学理学部天文学教育研究センター助手を経て、2006年に愛媛大学大学院理工学研究科教授に就任。2007年11月より愛媛大学宇宙進化研究センター長。専門は宇宙物理学、銀河天文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オランジーナ@

2
数式の解説が無くて理解があまりできなかった。写真が多いのは良かった。2015/04/22

せいんこ

2
イラストがたくさんあってわかりやすい。解説用の立体的な模式図はとてもいいと思う。宇宙物理系の書籍だと天体写真一枚見せ、どこに注目したらいいのかを文字面で指示するようなものもある中、この本は良書だと思う。ただし2014年では少し古い情報。既知の物質の割合や、ヒッグス粒子についての内容は少し前に更新されているので注意。2014/09/10

とりもり

1
ハッブル宇宙望遠鏡の写真の圧倒的な解像度が素晴らしい。それだけでも見る価値あり。解説は分かりやすいとは言えないが、ポイントを押さえるにはコンパクトでよい。結局、ダークマターが何なのかがはっきりせずモヤモヤ感は残るが、正体が分かってないのでそこは仕方ないかと。★★★☆☆2022/07/09

たくのみ

1
銀河の成り立ちと発見の歴史がきれいな図版で紹介され、読んでて楽しい。数式とかは半分以上、お手上げでしたが、根拠がこうであるという説得力があって、わかった気がするから不思議。2012/10/24

natsuki

0
素粒子の性質を説明する為に「超対称性モデル」が提唱されている。そこに出てくる電気的に中性な素粒子、ニュートラリーノの仲間が暗黒物質ダークマターの有力候補と考えられている。ダークマターの正体は、宇宙観測ではなく、今後の素粒子実験で明らかにされると考えられている。2014/09/14

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