内容説明
ドイツ人の母から受け継いできた合理的で気持ちのいい暮らし方。時間をかけずにきれいを保つ知恵、居心地のよい住まいづくりのルール。
目次
１ 持ちものは少なく（いま使うものしか持たない；使わないものはとりあえず「処分箱」へ ほか）
２ 居心地のいい部屋をつくる（実用品をインテリアに；傷や汚れが魅力になる家具を選ぶ ほか）
３ 狭いキッチンを合理的に使う（持つ道具、持たない道具；動線を考えてしまう場所を決める ほか）
４ 母の部屋づくり（家は少しずつ作っていくもの；リビングの壁一面を本棚に ほか）
５ ドイツの生活習慣（何をおいてもまずは換気；下着にもアイロン！？ ほか）
著者等紹介
門倉多仁亜［カドクラタニア］
１９６６年生まれ。ドイツ人の母、日本人の父を持ち、ドイツ、日本、アメリカで育つ。国際基督教大学卒業後、外資系証券会社を経て、夫の留学に伴ったロンドン在住時に「ル・コルドン・ブルー」で料理を学ぶ。ＮＨＫ「ドイツ語会話」では２年間料理コーナーを担当。日常的に快適さを保つ、ドイツ式の合理的な家事と部屋づくりは、多数の雑誌で紹介される（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ごへいもち
31
ドイツ人のお母様の暮し方にちょっとカツを入れてもらったかも。不便だと感じたらＤＩＹ。棚・壁・ちょっとした家具…変えるという選択肢があるんだなぁ2014/11/07
neimu
27
評判が気になり取り寄せ。値段の割に頁数も少なく、写真も小さくてやや古めかしいイメージで（それこそモダンなターシャ風とでも言えば良いのか）。本文もしごく当たり前、この程度ならば、文庫版でも良かったのでは。どうしてこれがそんなに評判が高かったのか、ドイツ流の家事に関する類似本とそれほど大きな違いは見出せなかった。「小さな空間でスッキリ暮らす」という部分が断捨離ブームに合って人気が出たのかも知れないが、無駄を省くアイデア等、特に優れている印象は受けなかった。自分が年を取ってしまったからか、若い人には新鮮なのか。2017/09/11
Islay
19
ミニマリズム・スモールハウス・断捨離・ときめき・収納・玄関とトイレ・服は10着・北欧・アンティーク・無印・ていねいな暮らし・シンプルライフetc.と、既にオートメーション化されて新市場に玉石混交の過密状態。ぱらぱらっと写真を眺め、イデオロギーの強制か、湾曲した自慢話か、お花畑風エッセーかを見切り、度重なる玉砕を経ての気付きは、「この手の本を購入(所有)することをやめる(笑)」。で、こちらは図書館にての久々に当たりの本。大切なのは誰かを羨むことでも、誰かと競うことでもなく、「そうありたい私」を目指すことだ…2016/02/16
ケロコ
18
タニアさんの本の収納はやはり独特。文化の違いを感じるけど、見習いたいと思う。センスの良さは秀逸で、個を持っていて感覚が潔い。整然としたなかに強い意志を持つ部屋という雰囲気。暮らしをシンプルにするための合理化は人によって違っていいのだ。色んな人の断捨離本、整理本を読んでいて学んできてるなぁ。勉強になるなぁばっかり言ってる私ですが、なかなか自分の部屋を作り上げられないでいる。私の断捨離始まったばかりだもんね。2017/04/09
クロ☆
16
☆図書館：お母さんのお部屋の公開、こだわりのポイントが素敵。好きなものを大切に使う姿勢。見習いたいです。DIYはしたいけれど、不器用なのでハードルが高い。近々リフォームをし引っ越す予定なので、お部屋の収納を増やす方法は参考になりました。少ないもので暮らす生活。お手本です。2016/01/23
