内容説明
世界から1億5000万人のユーザーが集まる「マイスペース」。300万人が暮らす3D仮想空間「セカンドライフ」。映像革命を呼んだ「ユーチューブ」。人間同士をつなぐこれらのコミュニティこそが真のメディアである。普通の人々が集い、共有する自己表現メディアは何を生み出しつつあるのだろうか?参加型メディア時代の到来を叫ぶ著者が次世代ウェブの本質に迫る。
目次
序章 「表現」そして「つながり」のメディア(ソーシャルメディアの時代;ウェブ2.0からソーシャルメディアへ ほか)
第1章 進化するソーシャルメディア(1億5000万人のSNS;「友達」に向けて音楽配信 ほか)
第2章 「動画共有」はソーシャルメディアのインフラになるか(一人ひとりが放送局;ユーチューブの真骨頂は「共有」にあり ほか)
第3章 セカンドライフという衝撃(全豪オープンテニスに参戦!?;リアルな体験、リアルを超えた体験 ほか)
第4章 爆発するクリエイティビティ(逆からの未来予測;あなどれない「弱いニーズ」 ほか)
第5章 グーグルvsソーシャルメディア(EPIC2014が示唆するグーグルの驚威;グーグルは神になるのか?/グーグルとの戦い方 ほか)
著者等紹介
湯川鶴章[ユカワツルアキ]
時事通信編集委員。1958年和歌山県生まれ。米カリフォルニア州立大学サンフランシスコ校経済学部卒業。サンフランシスコの地元紙記者を経て、時事通信社米国法人に入社。シリコンバレーの黎明期から米国のハイテク産業を中心に取材を続ける。通算20年間の米国生活を終え2000年5月に帰国、現職。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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