内容説明
バックグラウンドが著しく異なる三人の著者が、何年も情熱を傾けて、このビッグバンの本を生み出した。本書は、宇宙創生の瞬間から起こったすべてのこと、最初の星々・銀河・惑星の誕生、人類の起源と進化、そして最終的な運命までを解説する。
目次
INTRODUCTION 宇宙の魅力
1 創世紀:はじまり
2 そして光ありき
3 進化する宇宙
4 恒星と惑星
5 生命の出現
6 未来へ
7 宇宙の終焉
エピローグ
夜空を楽しむために
科学者列伝
時間直線
著者等紹介
メイ,ブライアン[メイ,ブライアン][May,Brian]
英帝国勲士、王立科学カレッジ准学士、王立天文学協会特別会員。ロックグループ「クイーン」の創立メンバーで、世界的に有名なギタリスト兼ソングライター兼プロデューサー。ロンドン大学インペリアルカレッジ博士課程在籍中にクィーンが爆発的に売れてしまったため、惑星間ダストの研究を諦めた。しかし天文学への興味を抱き続け、BBCのテレビ番組「The Sky at Night」のレギュラー解説者となる。ハーフォードシア大学から名誉科学博士号を授与。また「Mercury Phoenix Trust」や「British Bone Marrow Donor Association」など、多くの慈善事業を支援している
ムーア,パトリック[ムーア,パトリック][Moore,Patrick]
英帝国勲士、王立協会特別会員、王立天文学協会特別会員。生涯を月の研究に捧げており、月面の地形を(見えにくい縁近くのものも含めて)多数発見した。現代天文学の解説者としても有名。BBCのテレビ番組「The Sky at Night」には放映開始以来出演しているが、それは1957年、スプートニク1号の打ち上げの年以来である。テレビ・ラジオの出演は数えきれず、著作も数百におよび、世界中で講演を行っている。熟練した演奏家兼作曲家でもある
リントット,クリス[リントット,クリス][Lintott,Chris]
文学修士、王立天文学協会特別会員。BBCのテレビ番組「The Sky at Night」に2000年以来出演しているプレゼンター。ケンブリッジ大学モードリン校で自然科学を学んだ後、ロンドン大学附属ユニヴァーシティーカレッジで天体物理学を専攻して博士課程を修了した。現在はオックスフォード大学で初期宇宙から銀河系における星形成を研究している。演劇にも造詣が深く、ロイヤル・オペラの『指輪』四部作の脚本を書いたり、ムーアのコミックオペラ『ガリレオ』の演出を手がけたりしている
渡部潤一[ワタナベジュンイチ]
1960年福島県生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授・天文情報センター長・広報室長。東京大学卒業、理学博士。専門は太陽系惑星科学。彗星・流星の研究の傍ら、メディア、講演、執筆などで幅広く活躍
後藤真理子[ゴトウマリコ]
1965年神奈川県生まれ。国立天文台情報公開センター、国立科学博物館理工学第一研究室勤務を経て、会社員兼フリー翻訳者。1996年以来、PAONET(公共天文台ネットワーク)にて、データベース管理運営と天体画像解説文翻訳を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りえこ