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サイエンス・アイ新書
深海生物の謎―彼らはいかにして闇の世界で生きることを決めたのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797339239
  • NDC分類 481.74
  • Cコード C0245

内容説明

われわれを魅了してやまない深海の奇妙な生き物達。闇の世界の中で彼らはどのように生きているのか?その秘密の一端は地球の運動と海底の崩壊による乱泥流にあった。地獄のように異質な環境に群がる深海生物達。地上の痕跡から深海へと辿っていく展開は、深海生物好きにはたまらない1冊。

目次

第1章 地上の痕跡から深海へ
第2章 初島沖ステーションから見る世界
第3章 熱水の吹き出る世界
第4章 死体の楽園
第5章 泥を喰らうもの
第6章 海溝、そして地上へ
第7章 深海を探査する機械

著者等紹介

北村雄一[キタムラユウイチ]
1969年長野県生まれ。日本大学農獣医学部(現生物資源科学部)卒業。フリージャーナリスト兼イラストレーター。深海生物から恐竜、進化まで、幅広い分野で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

redbaron

16
深海がなんとなく好きなので、ちょっと借りてみました。少し古い本ですが楽しめます。特にナマコが好きな方必読書…かしら。ナマコってこんなにきれいなのね。ユメナマコなんて洒落たネーミング。表紙のナマコなんて、なんとなく幽霊っぽくて良いんじゃない。本の感想よりナマコの感想になってしまいまいた。「ナマコ」って何回言ったかしらwww2016/06/15

yamakujira

4
「へんないきもの」みたいなノリを期待してたら、けっこう学術的な本だった。この本で言う深海は、変わった魚が泳ぎ回るレベルの深さじゃなくて、もっと深い海底だから、登場する生物は拍子抜けするほど種類が少ない。シロウリガイ、ソコダラ、ミズムシなどなど、地味だな~。そして、なんと言っても、形態がおもしろいのはさまざまなナマコたち、クマナマコがかわいい。ほとんどのページが、見開き半分が深海艇が撮影した写真だから、文章量は少なくて、すぐに読める。巻末に深海生物マップを載せられても、見に行けないね。 (★★★☆☆)2016/10/09

misui

2
深海生物というとグロテスクでインパクトのあるものを想像してしまうが、本書は地味で地道な内容。あまりに環境が違うために観察や同定が難しいというのが随所から伝わってくる。深くなればなるほどに静的で繊細な世界で、とにかくナマコが多いようだ。2017/07/17

naoto

1
最近流行りの?深海生物の本。エビやカニがいるのは知ってたけど、ウミウシがすごいんだね。キャラウシナマコってのはなんか、ハルキゲニアっぽいなぁ~なんて思ったり。深海では炭酸カルシウムが溶けるってのも知らなかったな。外骨格は炭酸カルシウムだから、昆虫類は深海にはいられないんだろうな。2021/06/09

オランジーナ@

1
オールカラーで綺麗だったが、深海生物は興味が湧かないなぁ2015/12/23

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