ソフトバンク新書<br> 「書ける人」になるブログ文章教室

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ソフトバンク新書
「書ける人」になるブログ文章教室

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  • サイズ 新書判/ページ数 246p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797337938
  • NDC分類 816
  • Cコード C0295

内容説明

欧米のブログがジャーナリズムを変えつつある一方、日本のブログはタダの日記にすぎないと言う人がいる。しかし、じつは日記こそ自己表現の原点であり、豊穣なる日本文学の母胎と言えるのではないか。ブログに何をどう書き、いかに「作品」を生み出すか。小説家でありブログ発ベストセラーの仕掛け人でもある著者が豊富な事例を交えて語る、Web2.0時代の文章作法。

目次

第1章 「タダの日記」ではいけないのか?
第2章 記事、論文、コラム、エッセイ、小説
第3章 あなたのブログがつづかない三つの理由
第4章 なぜ書くべきか、何を書くべきか
第5章 読みやすく魅力的な文章とは何か―文体をめぐって
第6章 ブログ文学の誕生
第7章 ブログを書籍化する
第8章 小説を書くためには

著者等紹介

山川健一[ヤマカワケンイチ]
1953年生まれ。小説家。77年、「鏡の中のガラスの船」で群像新人賞優秀作受賞。以後、ロック世代の旗手として次々に作品を刊行する。デジタルカルチャーへの造詣が深く熱心なMacユーザーとして知られ『希望のマッキントッシュ』などの著作もある。2004年より、サイバーエージェント系列の出版社であるアメーバブックスで取締役編集長を務め、人気ブログの書籍化を中心に話題書を続々と刊行している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

15
随分前の本で、ブログの読まれやすい文章の書き方だと思っていたら、ブログから「文学」を紐解くという変わったアプローチの1冊。たかがブログと思われているかもしれない。されど過去我々が「文学」と読んで愛読している文章だって、その時の著者が「文学」として書いたものじゃなかったのだから、ブログにだって、将来は大きな価値を生むことだってある、という主張は一読の価値がある。2019/03/03

ダンボー1号

4
書きたくなります! かといって読んで文章は多分上手くならないし発行2006年だから情報としては古いのでHowtoものとしては参考にはたいしてなりませんが山川さんの読み物として楽しめます。言葉と文章の捉え方は読んでて自分も何か書きたくなります。何となくブログやっている人も書く意義に気付くかも。2014/10/22

イブスキ シンイチロウ

3
小説家でありアメーバブックスの立ち上げ人でもある山川氏によるブロガー向けの文章教室。文章を書く小手先のテクニックではなく、そもそも、なぜ、ブログを書き、なぜ、表現するのか…という精神の内面に向き合う内容が多かったです。ブログを書いていて、いつか本にでも、と夢を膨らませている方におすすめです。2011/04/08

まえちゃん

3
「書く」という行為の重要性が本書のテーマ。「ブログ」はそのためのモチーフに過ぎない。この本は、「ブログを書くテクニック」だけを書いているのではない。「書く事の意義」を再認識させてくれる本なのだ。“文を書く”とは何なのか、さらに、“書く行為をいかに楽しむか”ということを考えさせてくれた。「本を書くような気持ちでブログを書く」は、いいアドバイスやね。オイラのブログが劇的に改善することはないけど、ブログを書き続けてみようかなとは思ったね。2010/12/27

mio

2
文章を書くための小手先のテクニックではなく、本質的な内容について指南されており2000年代出版の本とは思えなかった。2022/11/14

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