- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > GA文庫
内容説明
刻々と衰えていくばかりのコーティと、ただ一緒にいるだけの時間の中で、あらためてお互いの存在を意識し合うフォロン。出会ってから初めてとも言える、それはゆったりとした時間だった。その一方で、ツゲ事務所の面々は、『コア』奪回のための作戦を実行しようとしていた。だが、待ち受けているのは奏始曲の支援を受けた上級精霊二柱。陽動のため、あえて敵中で暴れ回るヤーディオだったが、やがてじりじりと押され始める。事務所の仲間を助けるため、駆けつけるコーティとフォロン。二人の思いが届くとき、失われた絆が蘇る!最高潮シリーズ第四弾。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞、受賞作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
konkon
2
成熟した体のコーティが出ずっぱりで、良かったです。戦闘シーンも相変わらず楽しめました。2015/02/08
セディ
2
コーティとフォロンの絆がとても強いことを実感する、人と精霊は別物。そのなかで2人がどのような幸せを見つけるのでしょう。まだ謎が残ってる感じがします。とりあえずコアを取り戻し、一件落着です。2010/12/26
一条梓(アンフィトリテ)
1
だいぶ昔に読んだ。4巻目。
にょん++
1
読了。精霊と人間の共存が骨子かな。コーティが不調になったり地獄変で精霊が操られたりと不安になるシーンが多かったです。最後には遺骸の力で元通り。呆気ない感じですw 遺骸に残された疑問やコーティとマナガの関係などまだまだ裏は有りそうです。2013/06/01
すたれびと
0
前巻のコア強奪事件からもとの姿?に戻ることができなくなったコーティカルテ。天才とは言われつつも”下級精霊しか”呼び出すことのできないレンバルト。と今回は「葛藤」が物語の軸になりつつあると感じた。普段は我が侭で短気で尊大なコーティカルテが姿を戻せないことにより衰弱して散ってしまいそうなところをどう乗り越えていくのかと感じたが、やはり王道展開で切り抜けて一件落着となった。結局はほかのシリーズも読まなければいけない気がしてきたが広げ始めると半端ないからどうしようか…2013/02/16