感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
京
17
表紙の優しいイラストに惹かれて表紙買い!本の中に゛在るモノ゛を出し入れできる力を持つ「貸本屋」の元太郎と、一緒に旅をする人ならぬ存在の花子。ある里で出逢ったこの2人に、生まれつき鬼の角を持った子鬼一が出会い、「鬼への先祖返り」である己を知るための旅に出る、というお話。表紙と中身で絵が変わるということもなく、世界観もなかなかに興味深い作品(・∀・*)が、世界観などへの説明が、この1巻ではやや不足気味に感じました(苦笑)巻を追うごとに情報が増えていくだろうと思われるので、ちまちまと集めつつ読み進めていこうかと2012/07/01
pcance
2
サブストーリーにあたるが、1話の少年同士、2話の少女同士の友情話が好きだ。あるきっかけで相手もしくは自分が裏切る展開になるのだが、一騒動あり関係が修復される。裏切られたとしても一度できた友情の糸は細々とでも繋がっていたのだなと2013/09/16
どんぶり
1
生まれつき角を持つ鬼の子「キイチ」は、村に来た貸本屋「元太郎(もとたろう)」と「ハナ」に出会い、自分のことを知るために村を出ることを決意する。キイチは二人に付いていき、鬼のことや字のことなどを学んでいく。旅の途中で出会った「モリ」も仲間に加わり、次巻へ続く…。元太郎とモリには何やら秘密がありそうです。1巻から伏線がちらほらと散りばめられ、続きが気になります。天乃タカさんの作品はどれも好きなので、この作品も好きになりそう(^^)絵も内容も温かくて優しさが感じられます。2013/11/06
まゆこ
1
ましまろ文學ガールが好きだったので、遡って…本っぽい題名!と思って衝動買い。最初、タイトルの読みを知って、あれっ本じゃないの!?って思ったのだけれど、ちゃんと(?)本のお話でした。わーい。 和風…ファンタジー…なの、かなぁ?本は「貸本屋」を通してしか読めない世界。「力」の強い「元太郎」、本の中から出てくるもの、鬼とされる子ども…わくわくする! やわらかい、やさしい感じの絵も、最初は違和感があったのだけれど、お話に入るととても合っていて、世界だなぁって気がしてくる。2013/03/04
とき
1
古本105円。執事とやもりが良かったので。鬼っコ可愛い。2010/01/14