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個人情報「過」保護が日本を破壊する

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797336917
  • NDC分類 316.1
  • Cコード C0234

内容説明

個人情報保護法施行以来、仕事も私生活もどこか息苦しくギスギスしている。何かが狂っている―。そう感じているあなたの感性は正しい。この法律は、旧態依然の基準に従い、世界の潮流に逆行する個人情報「過」保護法なのだ。正当な経済活動や円満な社会生活が蝕まれ、今、日本社会は息の根を止められようとしている。現行法が抱える数多くの問題点を指摘し、合法的な対抗手段を伝授する反骨の書。

目次

序章 個人情報保護法のおかげで世の中は大混乱
第1章 いま、ビジネスの現場が窒息しようとしている
第2章 護られるべき「個人情報」とは何か
第3章 人を信じられない疑心暗鬼の社会
第4章 「プライバシー権」とは何か
第5章 個人情報保護法は問題だらけ
第6章 二〇一〇年日本の暗い未来
第7章 個人情報保護法への対応策

著者等紹介

青柳武彦[アオヤギタケヒコ]
国際大学客員教授。1934年、群馬県桐生市生まれ。東京大学経済学部卒。伊藤忠商事に入社後、伊藤忠システム開発取締役、日本テレマティーク社長、会長などを歴任。95年より06年まで国際大学グローコム教授(情報社会学、情報法)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さっちゃん

2
タイトルが過激だったので読んでみた。 筆者の言いたいことの一部は全く同意だが、ところどころの部分で「ん?この人何言ってるの?」という意味が理解できない部分があったので残念。「過」保護というタイトルであるため、緩和だけの意見が主だと思ったが、騒音おばさんのところでは行政が怠慢であるとか、松坂大輔のところではマスコミはプライバシーを守れという、もっとちゃんと権利を保護しろという主張も見られた。理解できない部分も含めて、面白い本だなーと思いました。2013/09/07

いかちょー

2
主旨には賛同できるが、所々論理の飛躍があり、納得できない部分がある。「個人情報保護法」を「プライバシー権にかかわる情報保護法」にすべきと言う考え方には大賛成。一方で、DVなどで隠れている本人の居場所を知られないようにすることも大切。「ウルトラC」には賛同しかねる。2010/02/17

takachan

2
同意できることが多々ですが、なかなか元に戻るのは難しいですね。2008/07/30

depo

1
《積読本読破》個人情報保護法制定以来おかしなことがおきている。学校での緊急連絡網作成の中止、大規模事故の際家族の安否を尋ねても教えてくれない病院、また、自分で犯罪行為をしてそれをsnsで世界中ひろめているのに、顔にモザイクをかけて報道するTV。防犯カメラに文句を付ける人権屋。犯罪とプライバシーはどちらが重要なのだろうか。2020/06/09

Taka

1
日本人が保護法に過剰反応する理由が分かった。フツーの個人情報(役所でも入手可能な名前や住所など)とプライバシー権(資産情報や病歴など)を分けて考えていないからややこしくなっちゃったのね。ヘタすると学校の教室や廊下に展示されている作品も情報漏えいになっちゃうかも…。2016/08/06

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