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内容説明
はじまりは些細なことだった。バスから見かけた自然公園の前を歩く美しい少女―シェルウートゥと、彼女に心奪われた少年―カティオム。ようやくたどり着いた2人の関係は、その公園の前でときどき行き会って5分ほど会話を交わす、それだけ。惹かれているのに、どうしても手の届かない少女。素性も住んでいるところも、何も教えてくれない。「彼女のことをもっと知りたい」少年が意を決してフォロン達の事務所の戸を叩いたとき、それは精霊と人間の関係をあらためて問いかける、事務所のメンバーにとって他人事ではない重要なできごととなった。大好評シリーズ第2弾堂々登場。
著者等紹介
榊一郎[サカキイチロウ]
第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞、受賞作「ドラゴンズ・ウィル」でデビュー。創作集団イメイジング・フォレスト主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
セディ
5
今回は恋愛色が強いかな??精霊と人間の恋愛。どうしたって別の存在なのでカティオムとシェルウートゥの2人はこれから困難が待ち受けてるのかと思うと切ない。それでも2人には幸せになってほしい。2010/12/19
KUWAGATA
4
副題通り、ロマンスを主題にした第2巻。物語の世界だからこそ、種族を超えた愛はロマンティックだけれど、もしも自分にそれが降りかかったら、やっぱり色々と懊悩することになるのではないだろうか、などとついついありえない「if」を考えてしまいました。2巻も引き続き安定した内容。これまで読んだ榊さんの作品とは少々毛色が違いますが、これはまあこれでアリかなと思います。2013/09/05
konkon
3
起承転結というか、はなしがしっかりしていて、戦闘シーンも盛り上り楽しめました。人と精霊の関係をテーマにしているのも好感できます。2014/08/25
夢氷
2
人間と精霊は形は似ていても、全く違うものだということを主張していましたね。人間はいいように考えようとしているだけだという事や、精霊は「人間の善き隣人」ではないと言っていたり・・・これからの展開の伏線のような気はしますが、取り敢えず深いですねw2014/09/13
一条梓(アンフィトリテ)
1
だいぶ昔に読んだ。2巻目。