内容説明
日本人の心のふるさとであり、時代とともに数々の印象を刻み続ける「みんなのうた」。その一曲一曲には、プロデューサーとクリエイターが丹精こめて各々のこだわりを織り込んでいる。歌と映像が奇跡のハーモニーを奏で、人々を異世界へいざない、活力や哀愁を呼び起こす。歌はどのように生まれ、映像はどのように作られていくのか？「つくる仕事」に携わるすべての人に通じる「創作活動の原点」に触れられる書。
目次
「テトペッテンソン」佐藤雅彦さん
「むかしトイレがこわかった」楳図かずおさん
「遠い空」三浦和人さん・安藤勇寿さん
「ママの結婚」坂田おさむさん
「旅立ちのうた」岡泰道さん・小田桐昭さん
「パパとあなたの影ぼうし」太田裕美さん・こんのひとみさん
「アキストゼネコ」もりちよこさん
「童神（わらびがみ）」古謝美佐子さん
「哲学するマントヒヒ」南佳孝さん・つかもとひろあきさん
「道」小野修さん
「月のワルツ」いしづかあつこさん
「ハピハピバースデイ」岡本真夜さん・菊田まりこさん
「小さな手紙」御三家・吉田隆さん
「恋のスベスベマンジュウガニ」たなかひろかずさん・イマクニ？さん
「とのさまガエル」石坂好事さん・しりあがり寿さん
「花になる」夏川りみさん・吉良敬三さん
「古いお城のものがたり」ツァコ・フェレンツさん・エカテリーナさん
「みんなのうた」いまむかし
著者等紹介
川崎龍彦［カワサキタツヒコ］
１９４６年東京生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。ＮＨＫに入局し、「レッツゴーヤング」「ときめき夢サウンド」などの音楽番組を演出。ＮＨＫエンタープライズに転籍後は、プロデューサーとして「土曜特集そして歌は誕生した」などを制作。「みんなのうた」は８年間担当している。２００６年４月には、世界各国のテレビ番組からその文化を探るＮＨＫ‐ＢＳ２の新番組「ネクスト世界の人気番組」を立ち上げた（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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