内容説明
伝説のスキャンダル・ジャーナリズム雑誌『噂の眞相』。同誌は、満身創痍と形容するくらいトラブルや抗議の事例に事欠かなかった。その編集発行人として、内容証明や配達証明の通知、民事・刑事告訴を受け続けた著書によるトラブルシューティング術。当時の舞台裏エピソードを織り交ぜながら、クレーム対応の心得とテクニックを伝授する。読み方によっては、もうひとつの『噂の眞相』25年のトラブル裏面史でもある。
目次
第1章 『噂の眞相』人間ドラマ裏面史篇(最初の抗議電話一本の対応からすべての「人間ドラマ」が始まる!;「編集長を出せ!」という抗議には権威主義の発想が圧倒的に多い! ほか)
第2章 誌面で批判した有名人たちの反撃篇(沈黙を守りながら満を持した林真理子の興味深い「最後っ屁」のやり方;人気コラムニスト・中野翠のユーモア溢れる抗議とその後の絶縁のきっかけ ほか)
第3章 読者・取材者・警察とのトラブル篇(一風変わった『噂眞』読者が引き起こした面白トラブル劇;病んで妄想を募らせた女性読者たちのハプニング的行動の数々 ほか)
第4章 東京地検から大物政治家まで全面闘争篇(「和久・西川」のふたつの記事に対して東京地検特捜部が異例の併合起訴!;東京地検特捜部の権力乱用に対抗した『噂の眞相』の互角の闘いの軌跡 ほか)
第5章 右翼の総攻撃で学んだ究極のクレーム対応篇(マスコミ業界内の「噂眞」協力者との馴れ合いを排した付き合いの重要性;かつては蜜月関係にあった協力者の有名夕刊紙記者となぜ決別したのか ほか)
著者等紹介
岡留安則[オカドメヤスノリ]
1947年鹿児島県生まれ。法政大学卒業後、『マスコミ評論』を創刊。その後、79年『噂の眞相』を編集発行人として立ち上げ、25年間、スキャンダリズムを追求し、独自の地歩を築く。数々のスクープを世に問うが、04年3月をもって黒字休刊に踏み切る。現在、朝日ニュースターで「TVウワサの眞相」のコメンテーターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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佐島楓
じむくろうち
~
にがうり
hirofumi