内容説明
身近な素材と実験で学ぶやさしく楽しい「化学の教科書」。
目次
化学の基本はおもしろい―身近な素材と実験で日常を化学する(原子核と電子は、象と蚤;元素周期表の読み方を学ぼう;燃焼の美しさと恐ろしさ;酸とアルカリのバランス;溶ける溶けないは損得の問題 ほか)
もっと化学を知りたいかたに(あらゆるものは、オーガニック;化学的な岩石;肉体の化学を知る;化学者のすばらしさ―分析の世界;ハリー・ポッターの魔法の薬)
著者等紹介
コブ,キャシー[コブ,キャシー][Cobb,Cathy]
サウス・カロライナ大学理学部非常勤講師。エーケン大学進学予備校で微積分と物理の専任講師も務める。化学に関する著書多数
フェタロフ,モンティ・L.[フェタロフ,モンティL.][Fetterolf,Monty L.]
サウス・カロライナ大学理学部教授
対馬妙[ツシマタエ]
翻訳家。日本獣医畜産大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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seraphim
19
「身近な素材と手軽な実験を通して化学の基礎を楽しく学ぶ」というコンセプトのもとに書かれた本。原子核と電子についてや、元素周期表の読み方などの基本的なことから、有機化学や化学分析についてなど、少し深い話まで、23の章に分けて紹介している。各章には自宅でできる実験方法も載っているので、自分の目で確かめることもできる。文系の私には理解するのが難しいところもあったが、生活を支えている化学の力を感じることができた。2014/09/26
ゲオルギオ・ハーン
14
化学の基礎知識、雑学、簡単な実験紹介と幅広くカバーした意欲的な一冊。実験については事情によって実施ができない人のためにどんな変化が起こるのかも教えてくれる。そして、実験結果について、どうしてそうなったのかも丁寧に書かれており、入門書の一冊としてとても心強かった。おそらく、化学に詳しい方が読んでも楽しめるのではないかと思います。基礎知識だけじゃなくて具体的な事例が読めたことが個人的に大きな収穫でした。2020/08/21
鏡華月
0
興味深い内容だった。時間があれば道具を集めて実験したいところ。化学に興味をもつきっかけになるかもしれない。2017/09/15