内容説明
出産後、母親の頭は「マミーブレイン」という独特の状態で、働きが鈍ると一般的にはいわれている。しかし真実は、脳にとって障害となるどころか、出産は母親の脳に大きなメリットをもたらす!本書では科学者たちへの豊富な取材を基に、新たな科学物語の世界を解き明かしていく。
目次
第1章 母親になるってすばらしい!(母親は世間の思惑よりずっと賢い;子どものせいで母親の脳が縮んじゃう!? ほか)
第2章 赤ちゃんを産むと生じる女脳の五変化(知覚;能率 ほか)
第3章 女も男も子どもに触れるとどう変わる?(子育てパパと利他主義者;母親業はビジネススクールより役に立つ ほか)
第4章 母親たちの未来予想図(「マミートラック」を軌道修正せよ;社会を変えたい母親たち ほか)
著者等紹介
エリソン,キャサリン[エリソン,キャサリン][Ellison,Katherine]
1979年、スタンフォード大学コミュニケーション・国際関係学科卒業。サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙、マイアミ・ヘラルド紙の海外特派員を経て、調査報道の記事を手がけるフリージャーナリストとして活躍。1986年には、サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙掲載の特集記事でピュリツァー賞の国際報道賞を受賞した。著書にピュリツァー賞受賞記事をまとめた『イメルダ―フィリピンの不屈の蝶』がある。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のサンアンセルモ在住。2人の息子がいる
西田美緒子[ニシダミオコ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒業
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感想・レビュー
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立退千秋
Tamama
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