• ポイントキャンペーン

なぜ女は出産すると賢くなるのか―女脳と母性の科学

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797331240
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0098

内容説明

出産後、母親の頭は「マミーブレイン」という独特の状態で、働きが鈍ると一般的にはいわれている。しかし真実は、脳にとって障害となるどころか、出産は母親の脳に大きなメリットをもたらす!本書では科学者たちへの豊富な取材を基に、新たな科学物語の世界を解き明かしていく。

目次

第1章 母親になるってすばらしい!(母親は世間の思惑よりずっと賢い;子どものせいで母親の脳が縮んじゃう!? ほか)
第2章 赤ちゃんを産むと生じる女脳の五変化(知覚;能率 ほか)
第3章 女も男も子どもに触れるとどう変わる?(子育てパパと利他主義者;母親業はビジネススクールより役に立つ ほか)
第4章 母親たちの未来予想図(「マミートラック」を軌道修正せよ;社会を変えたい母親たち ほか)

著者等紹介

エリソン,キャサリン[エリソン,キャサリン][Ellison,Katherine]
1979年、スタンフォード大学コミュニケーション・国際関係学科卒業。サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙、マイアミ・ヘラルド紙の海外特派員を経て、調査報道の記事を手がけるフリージャーナリストとして活躍。1986年には、サンノゼ・マーキュリー・ニューズ紙掲載の特集記事でピュリツァー賞の国際報道賞を受賞した。著書にピュリツァー賞受賞記事をまとめた『イメルダ―フィリピンの不屈の蝶』がある。カリフォルニア州サンフランシスコ郊外のサンアンセルモ在住。2人の息子がいる

西田美緒子[ニシダミオコ]
翻訳家。津田塾大学英文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

立退千秋

1
妊娠出産で劇的に変わる女性のホルモン分泌とそれに伴う脳内の変化。興味深い。2009/06/18

Tamama

0
妊娠・出産を機に変化する女性の脳のメカニズムを解明。マタニティー・ブルーや産後うつなどマイナス・イメージの強い母親脳ですが、そこには女性を大きく変えていく脳の大革命へのステップが隠されています。 産後や育児の不安を癒す本は数多くありますが、論理的に迫ってみると、また違った視点が生まれます。学術書のようですが、ジャーナリストの作者が多くの科学者たちへの取材を通して書いた本なので、とても読みやすくなっています。 2013/03/28

まりり

0
ちゃんと母親になれるかとか、妊娠中から子育てしている今まで睡眠不足などで記憶力や頭の回転が鈍っている、と感じ不安に思っていたが、この本を読んで勇気づけられた。母は強し、案ずるより産むが易しとはこのことだ。2019/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/71275
  • ご注意事項