大豊―王貞治に憧れて日本にやってきた裸足の台湾野球少年

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784797329124
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

台湾の貧農に生まれ、小学生まで裸足で暮らしていた少年が雑誌で王貞治を知り、日本へ行くことを決心する。苦難を乗り越え、日本球界に入った後も王貞治、星野仙一、野村克也などの賢人たちと出会い、成長していく元中日ドラゴンス大豊泰昭の半生。

内容説明

七起き八転び。何度起き上がっても、必ずその後につまずきが待っていた。台湾の貧しい農村から王貞治さんへの憧れだけで日本に来て、中日ドラゴンズへ入団した。この日本で最愛の妻と子どもにも恵まれた。一本足打法を身に付け二冠王を取った。阪神へトレードされ、中日に戻り現役を終えた。努力もした。体力にも恵まれていた。信念もあった。しかし、心の底から喜べる瞬間はわずかだった。

目次

1章 朝着日本的職業棒球(世界の王の衝撃;2人目の父 ほか)
2章 努力はいつか報われる(積み上げられた7000万円;貧しさが絆を強めた ほか)
3章 夢を込めた背番号55(スタメン落ちの不安―1989年;落合さんの言葉―1990年 ほか)
4章 傷だらけのフラミンゴ(2人の先人の教え―1993年;タイトルと優勝争い―1994年 ほか)
5章 挫折と信念と(孤独と舌禍事件―1998年;私は何者?―1999年 ほか)
結 舞台裏の男、満足なき277本

著者等紹介

大豊泰昭[タイホウヤスアキ]
1963年11月15日生まれ。台湾出身(台湾名・陳大豊)。185.0cm、110.0kg。左投げ左打ち。名古屋商科大学、中日球団職員をへて、1988年中日ドラゴンズへドラフト2位指名で入団。1998年~2000年は阪神でプレイ。その後中日に戻り2002年引退。現在は中日球団職員としてスカウト部付少年野球担当、アジア地区スカウト担当を務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

DSS

2
★★☆☆☆ 台湾から名古屋商科大学に留学。 一旦台湾に帰ったんだ,夢を諦めて。 川魚を青酸カリでとるのか。 ホントに裸足で歩いてたんだ。 一本足に挑戦して張本や王に師事。 同一カードシーズン18本塁打の日本記録。 あの10.8の時に二冠王か。高木じゃなければ。 真面目だが融通が効かなかったな。 「大豊ちゃん」には行こうと思っていたが訃報が入った。 ほぼ日記。もっと暑いメッセージや,山﨑武司のような愚痴もあってよかったかもしれない。 2022/02/08

星浪昌道

0
不器用だけどいい選手だったなぁ2024/01/29

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