出版社内容情報
デッドロックなどのバグを避け、パフォーマンスに優れたマルチスレッドプログラムを書くには? 数あるパターンのなかから並行処理に役立つ12個を厳選し、Javaのコードを中心に徹底解説。ゼロからマルチスレッドプログラミングが学べる今までなかった入門書
内容説明
デッドロックなどのバグを避け、パフォーマンスに優れたプログラムを書くには?数あるなかから並行処理の理解に役立つパターンのみを厳選し、Javaのサンプルプログラムを中心にやさしく解説。
目次
Java言語のスレッド
マルチスレッドプログラムの評価基準
Single Threaded Execution―この橋を渡れるのは、たった1人
Imutable―壊したくとも、壊せない
Guarded Suspension―用意できるまで、待っててね
Balking―必要なかったら、やめちゃおう
Producer‐Consumer―わたしが作り、あなたが使う
Read‐Write Lock―みんなで読んでもいいけれど、読んでる間は書いちゃだめ
Thread‐Per‐Message―この仕事、やっといてね
Worker Thread―仕事がくるまで待ち、仕事がきたら働く
Future―引換券を、お先にどうぞ
Two-Phase Termination―あとかたづけしてから、おやすみなさい
Thread-Specific Storage―スレッドごとのコインロッカー
Active Object―非同期メッセージを受け取る、能動的なオブジェクト