出版社内容情報
本書は、オブジェクト指向言語Javaの特性を生かしたプログラム設計をするための解説書である。Javaに必要ないくつかのデザインパターンを利用し、プログラミングの効率化、再利用性を高め、柔軟性のあるプログラム設計をするためには、どのような考え方をすればよいのかを、段階的に解説していく。
内容説明
とある研究室での教授と学生の会話です。あなたも一緒に演習問題を解いてみませんか?カン違いを指摘されたり、設計テクニックを教えてもらったりできますよ。本書では、オブジェクト指向プログラムの設計を洗練し再利用可能なものにしていく過程で結果的にデザインパターンを使うことになる様子を紹介することで、デザインパターンの背景や有効性あるいは必然性といったものを浮き彫りにしています。
目次
1 今どきのおもちゃ
2 僕たちを夢中にさせるメソッド
3 ちょっと新しいnewの話
4 一緒にメリーゴーランドに乗ろうよ
5 人間だってオブジェクトだよ
6 退屈なプロトコル
7 えー、そんなぁ!
8 親子は似た者同士
9 行儀のよいビジターになろう
10 でき上がりはどんな状態かな?