アップル薄氷の500日

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アップル薄氷の500日

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  • サイズ A5判/ページ数 433p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784797306156
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C0034

出版社内容情報

アップルの経営はまさに危機的状況に陥っていた。
CEOを引き継いだアメリオに襲いかかる数々の試練、頭脳流出、次期OS開発の遅れ、そしてハイエナのようなマスコミ。さらにアメリオがアップルに呼び戻したスティーブ・ジョブズが、アメリオ追放の急先鋒に立った。
CEOの座を逐われる運命の朝、アメリオの机上には驚くべきものが用意されていた……
世界で最も創造的な企業、アップルの再建に挑んだ男が体験した綱渡りのリストラ。
果たしてアップルは蘇ることができるのか?
著者のギル・アメリオは、ロックウェル・インタナショナル社の社長、ナショナルセミコンダクター社のCEOを経て、1996年初頭から1997年夏までの約500日間、アップルコンピュータの会長兼CEOを務めた。現在アップルコンピュータは暫定CEOスティーブ・ジョブズのもと、3四半期連続黒字決算となっている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

葵堂

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同人サークル的な巨大企業を崩壊寸前のところで食い止め、一端の企業に進化させようとしたやり手のCEO。企業統治について深い学びが得られる。2016/03/08

hisaos

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ジョブズがアップルに戻る前のCEO、アメリオによる手記。本文にあるアップルの悪かった点は経営のアンチパターン集であり、小なりとも経営者視点を持たなければならない管理職にある人にはヒントになる。昨今のアップルといえば、iPod、iPhone、MacBookというジョブズの仕掛けた魔法のような製品群の醸す華やかなイメージしかなかったが、ジョブズの前に再建のための細心の努力を払ったCEOが居たことを認識できた。2016/02/21

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アップルCEOのギル・アメリオが経営を再建させ、ジョブズに追放されるまでを描いた自伝。身売りが検討され、資金は底を尽き、在庫と赤字は膨れ上がりと、彼の就任した1996年当時のアップルは窮地にあった。いくつもの企業を再建させてきた彼が行ったのは大規模なリストラ、製品開発の統合、メディア戦略の徹底、とオーソドックスなものだが逆にアップルはそうした至極当たり前の「経営戦略」をそれまで考えていなかったと。次世代OSをNeXTから買ってしまったが為に彼は追放されるのだがその後の基盤を築いた人物として評価すべきでは。2014/10/04

yakisoba

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アメリオがジョブズのNEXT社を買収した時、ゲイツに「あんな、機械の事全然知らないセールスマン呼び戻したら、お前どうなっても知らないぞ」と猛烈に怒られてるところが印象に残った。ある意味、ジョブズ以上にApple存続に貢献し、一番貧乏クジを引いてしまったCEOだと思う。2012/04/11

Tom Zacky

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スティーブ・ジョブズ復活前のCEO。 ジョブズよりもスゴイんじゃないの!?って思った。 アップル信者に殺されそうだw2011/08/31

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