出版社内容情報
Ghostscriptは、PostScript互換のインタプリタである。Ghostscriptを利用することで、PostScriptデータを画面上で表示したり、非PostScriptプリンタに出力したり、プレビュー画像を付加したり、BoundingBoxを正しく設定し直したりすることができるようになる。本書では、Ghostscriptに代表される各種周辺ツールの使い方について解説しながら、PostScriptを活用するためのノウハウについて解説する。添付CD-ROMには、日本語出力に対応したGhostscriptVer.5のほか、Gsview、Ghostview、EPSTOOL、PSUtils、dvipsなど、各種ツールを完全収録した。
内容説明
GhostscriptとはPostScriptと互換性を有するインタープリタである。Ghostscriptを利用することにより、PostScriptファイルを画面上に表示したり、非PostScriptプリンタにPostScriptファイルを印刷したり、PostScriptファイルをほかの画像形式に変換したりすることができるようになる。本書では、WindowsとLinuxを主要なプラットフォームとして、Ghostscriptの利用方法など、PostScriptの活用ノウハウを徹底解説する。Ghostscriptユーザーだけでなく、通常のPostScriptユーザーにとっても有益な内容となっているので、参考にしてほしい。なお、添付のCD‐ROMには、日本語対応版のAladdin Ghostscript Ver.5.0をはじめ、本書中で紹介している各種プログラムを収録している。
目次
1 PostScript概論
2 Ghostscriptバイナリキットのセットアップ
3 GSviewとGhostview
4 Ghostscript
5 EPSTOOL
6 PSUtils
7 PDF形式との相互変換
8 テキスト形式との相互変換
9 TEXのVDI形式からの変換
10 画像系データへの変換
11 WindowsのPostScriptドライバ
12 Webブラウザへの組み込み
13 フォントのサンプル出力