内容説明
憲法の理念に支えられて形成されてきた戦後住宅政策はなぜ終焉してしまったのか。市場主義への傾斜にどう歯止めをかけ、福祉の根幹である住宅問題にどのように対処していったら良いのか。戦後住宅政策の検証。
目次
第1章 戦後住宅政策の終焉
第2章 戦後住宅法制度の発足とその意義
第3章 住宅金融公庫
第4章 公営住宅
第5章 公団住宅
第6章 地方住宅供給公社
第7章 戦後住宅政策の行方
第8章 あるべき住居法―同潤会住居法案を教訓として
著者等紹介
本間義人[ホンマヨシヒト]
法政大学教授。1935年、東京生まれ。早稲田大学卒。九州大学大学院教授などを経て現職。専攻、都市・住宅政策、国土・地域政策。東京市政調査会藤田賞特別賞受賞。臨時行政改革推進審議会参与などを務む
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。