宝島社文庫<br> さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)―要介護探偵の事件簿

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宝島社文庫
さよならドビュッシー前奏曲(プレリュード)―要介護探偵の事件簿

  • 中山 七里【著】
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  • 宝島社(2012/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 409p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784796695626
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

『さよならドビュッシー』の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍!脳梗塞で倒れ、「要介護」認定を受けたあとも車椅子で精力的に会社を切り盛りする玄太郎。ある日、彼の手掛けた物件から、死体が発見される。完全密室での殺人。警察が頼りにならないと感じた玄太郎は、介護者のみち子を巻き込んで犯人探しに乗り出す…「要介護探偵の冒険」など、5つの難事件に挑む連作短編ミステリー。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。第8回『このミステリーがすごい!』大賞にて大賞受賞、2010年1月『さよならドビュッシー』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

361
さすが中山七里さんですよ。感服しました。玄太郎さんや岬先生が登場に心が躍った状態で読んでしまった。過去に読んだ中山七里さんの作品に対しての再読願望が強くなった一冊でした。しかし、細部にわたって作者の知識の豊富さ正確さには驚かされます。専門書扱いしてもおかしくない内容だと思います。2012/05/19

SJW

316
「さよならドビッシー」のヒロインのおじいちゃん(玄太郎)が要介護探偵となって大活躍する短編集。「さよならドビッシー」では初めの方で退場してしまうキャラクターなので、スピンアウトストーリーとしては珍しいバターン。玄太郎は人格者とも、理が通らなければ誰であろうと罵倒する暴君とも言えるが、その怒りの理由は納得できものが多い。教育やリハビリ関連の様々な不条理について、多分、中山さんが常々思っている不満を玄太郎の口を通して社会を風刺しているようでとても痛快だ。ミステリーのトリックもなかなか思い付かないもので、2017/12/07

takaC

243
(上の)本検索で表示される関連シリーズ「岬洋介」「岬洋介 文庫版」などにこの『さよならドビュッシー 前奏曲(プレリュード)』は含まれていないからそのシリーズではないということか。確かに岬さんは出てこないけどわざわざこう改題したのならせめて文庫版シリーズには含めてもよいのでは。2015/03/23

再び読書

242
タイトルに騙されたと言っても過言ではない。ちょっと文庫化する際に、「さよならドビュッシー」のスピンオフに思わせたところが、出版社のあざとさでしょうか?確かに火災の前の印象的な人物でしたが、音楽は最後の岬洋介がシリーズの主人公の片鱗を見せる最終話しかからまない。本来「要介護探偵の事件簿」で充分に魅力的な本である。戦艦のプラモデルの作り方には驚きを感じる。この作家の懐も底が見えないほど深い。かの作品も楽しませてくれました。アームチェア・ディテクティブにはほど遠い、要介護車椅子探偵でした。これからも楽しみです。2015/08/18

nobby

225
確かにドビュッシーの前奏曲。知った名前の登場や岬先生への伏線にはニヤリだけど、その運命知ってるから最後はせつない…それにしても、要介護状態になった玄太郎爺さんが主役という発想が素晴らしい!80頁前後の短編ながら分かりやすく終盤一捻りは流石の一言。何より老いや障がいの受容への掘り下げ方に、介護を仕事とする者として耳が痛い言葉ばかり。中山さん、改めて何者!?「四つの署名」な彼らのその後は読んでみたい。2016/02/15

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