別冊宝島<br> 電子書籍の正体 - 出版界に黒船は本当にやってきたのか!?

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電子書籍の正体 - 出版界に黒船は本当にやってきたのか!?

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  • サイズ A5判/ページ数 96p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784796679664
  • NDC分類 023
  • Cコード C9430

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

18
電子書籍関連で出版業界の側から書いたほとんどなかったため手に取った1冊。さすがに5年前の本だけあって、業界の構図や端末関連の解説など古いと感じる部分もありましたが、流通コストや電子書籍転用のための製作コストの割合など、ビジネスモデル解説に関してはさほど変わってなさそうな印象。紙媒体の本がある前提で制作していても、そこそこの数売れないと出版社や著者もなかなか収益を見出しにくい構造は厳しいですね。電子書籍化している本で採算が取れている割合や平均的著者の実感、伸びているというコミックの現状も知りたいところです。2016/03/04

ゆう

3
紙媒体よりも優れた点、劣る点があるのは確か。ただ、今までできなかったことができる(文庫本と同じぐらいのサイズで1000冊ぐらい余裕で持ち歩くことができるなど)のは、想像しただけで楽しい。こんなことを想像しつつ、早く普及してほしいなと思ってばかりいたのだが、本書を読んで、作り手にとっての様々な課題があるのを知った。96ページと薄い本だが、電子書籍の動向を知るには十分な内容だと思う。2010/11/27

まさむね

2
とにかく考えられる限りのネガティブファクターを詰め込んだ印象。そこまで必死に否定せんでも、という感じ。2010/12/03

紡ぎたい人

2
電子書籍を否定する出版社が出した本。色んな角度からの問題点が示されているが、いつ、どれだけ普及するかは判らないが、時代の流れからして電子化は止められるものではないと思うし、だからと言って紙文化が無くなるとも思わない私としては、結局電子化により消費者(読者)や著者(企画者)ではなく、その間に立つ既存権益をもつ人々、またはその権益を奪おうとする新興勢力による醜い争いによってこの問題は右往左往するのだろうということが理解できる。最も重要な読み手と出し手がビジネス、お金等のしがらみで軽視されることに怒りを感じる。2010/11/19

dyui3

1
=) 有名作家さんが抱く電子書籍への考えを知ることができてよかった。書籍に関しては多種多様の意見があるなかで、ステークホルダーが被害を被らない形になればいいんじゃないかと感じた。2011/02/19

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