宝島社新書
科学者の9割は「地球温暖化」CO2犯人説はウソだと知っている

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796662918
  • NDC分類 451.35
  • Cコード C0225

内容説明

いま日本国中でCO2の排出量をゼロにしても気温はたったの0.00004℃しか下がらない!?データが証明する「地球寒冷化」の予兆、そしてかならず訪れる「人口問題」と「石油の枯渇」人類は生き残るために何をするべきか。

目次

1章 「地球温暖化」CO2犯人説のウソと「寒冷化」の予兆(地球温暖化の犯人探し;なぜ二酸化炭素が主犯になったのか ほか)
2章 2020年『成長の限界』と人類の危機(『成長の限界』―急増する人口と石油埋蔵量が逆転する;人類を支えてきた石油が枯渇する ほか)
3章 人口減少時代の日本の政策(人口抑制策を打ち出せ;人口6000万人でも世界一の工業国になれる ほか)
終章 人類のバブルが崩壊する(なぜ洞爺湖サミットは失敗したのか?;世界同時スーパーインフレが始まった ほか)

著者等紹介

丸山茂徳[マルヤマシゲノリ]
1949年徳島県生まれ。徳島大学卒業後、金沢大学、名古屋大学で学び、米スタンフォード大学などをへて1989年に東京大学助教授となる。1993年より東京工業大学理学部教授、のち大学院理工学研究科教授に。地質学者で専攻は地球惑星科学。マントルの対流運動に関する新理論を打ち立て、日本地質学会論文賞、紫綬褒章を受賞。AAASフェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

37
温暖化懐疑論。試しに著名な地質学・地球惑星学者のものを読んだ。本書の1/3は惑星学の立場から特に太陽との関係でシミュレーションし温暖化でなく寒冷化を予測する。シミュレーションの一つとしてありうるだろうが、周期を根拠にしているので確率の問題となり、どちらが正しいかは判断がつきかねる。にしても、編集者にも問題があると思うが、表題は誤解を与える。科学者とは地球惑星科学者へのアンケートのこと。何人が答えているが明らかにされていないが、10人に一人が「温暖化」、二人が「寒冷化」、七人が「わからない」だったという。↓2016/04/13

perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺

7
2008年著。 扇情的なタイトルで後回しにしていたがやはり案の定。 政治に関する箇所は酷い酷すぎる。一々ツッコミが間に合わない位なので一つだけ。日本が対外侵略戦争に至った原因を「母親が起こした戦争」などとしているが母親を妊娠させた父親の責任については何一つ触れていない。母親は一人で妊娠して一人で出産するとでも言うのだろうか? また国家規模で言えば「産めよ増やせよ」で人口増大を図って余ったら国外放出と言う棄民政策であり政治の敗北だ。これを立案実行したのはほぼ間違いなく全員男。→続く2022/10/20

yk

5
整理のためさらっと。ちょっと思ってたのと違ったー。ひとまずおいておきます。2018/05/06

柏葉

4
第一章では、二酸化炭素は地球温暖化への影響が少なく、むしろ寒冷化に向かっていることをデータを元に解説している。第二章からがらりと変わる。畑違いの分野について誇大な想像と主張を広げる筆者に総ツッコミをすることが、読者の仕事になりますw反論材料をあげようと思ったが、それさえ馬鹿らしい。二章以降はツッコミ力を鍛えるための文章のかたまりです。専門外の分野に迂闊に手を出すとどういうことになるのかの、いい教訓となったでしょう。てか編集よ、後世まで読まれる本にする気がさらさらないだろ。2012/04/07

shimashimaon

3
#audiobook 常識を疑うことは面白い。地軸のズレに起因する寒冷化シナリオがあるとは。科学読み物に留まらない点も面白い。地球規模のシナリオ(温暖化にせよ寒冷化にせよ)を目の前にして「我が国固有の文化」に拘る理由は?母国語にしろ外国語にしろ、言語能力は文化に依存するのではなく、個人の生き方に依存するように思われるが、政策もまた言語で表現せざるを得ない以上、その違いはそれを選択する者の文化でなく「どう生きるか」に依るのだと思う。そして「どう生きるか」は人種や国籍を越えて共有できるものだと思う。だから、2018/08/28

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