感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yucchi
37
『女王国の城』『首無の如き祟るもの』『密室殺人ゲーム王手飛車取り』『密室キングダム』...。個人的に豊作の年。海堂氏の短編はもったいなくて飛ばした(笑) バチスタシリーズしばらく読んでないなぁ。2016/02/13
那由多
23
特別エッセイは、このミス20年を記念して「二十年前の私」「このミスと私」で、現在は売れっ子でも当時は皆さん煩悶されてて人生山あり谷ありって本当なんだなと感じ入るが、霞流一さんには爆笑王の称号を捧げたい/13位に選ばれた『バッド・チューニング』が座談会ではボロクソに言われ、読書のプロが選ぶ私のベスト6ではしばしばランクインしているという高低差が面白い。2021/01/28
十六夜(いざよい)
12
約10年前のランキング。今見ても30位圏内で読んだ本が一桁という惨敗ぶりが残念だ。まだまだこの世の中には溢れる程ミステリー小説があるもんだな〜。私の隠し玉で紹介されていた本が出版されてなかったりと、時差を感じるのもまた面白い。特別エッセイの”20年前の私”が一番興味深かった。2016/11/17
山田太郎
10
国内はベスト10のうち8冊読んでる、我ながらすごいと思った。2011/01/17
Tetchy
6
『このミス』ももう20歳となるのかと感慨深い。投票ランキング結果は正直意外だった。今までの恒例の特集である「座談会」、「わが社の隠し玉」、そして20周年特別寄稿としての各作家の「私の隠し玉」プラスエッセイという趣向はいい。しかしそこから各ジャンル別の年間を通じた傾向、名作群の紹介がなく、なんと『このミス』大賞出身者の海堂尊の書き下ろし短編やその年の『このミス』大賞受賞作の抄掲載といった、商業主義丸出しの小説が載っているのが非常に解せない。その年一年のミステリの総括を含めた年一回のお祭りを愉しみたいのに。2010/02/06