内容説明
世界の富裕層がわが子に託すのは資産ではなく教育。いま富裕層のあいだではバイリンガル、バイメンタル、バイカルチュラルが必須条件。
目次
第1章 超・上層教育の現場から
第2章 なぜ世界の富裕層はボーディングスクールで学ぶのか
第3章 世界の富裕層スクールたち
第4章 迫りくる「教育のグローバリゼーション」
第5章 わが子を名門ボーディングスクールに入れるために
第6章 国内の五つ星スクールという選択肢
著者等紹介
臼井宥文[ウスイヒロフミ]
早稲田大学ビジネスシステム教育課程修了後、96年に(株)サーチ&サーチ・ベイツ・読広ヴァイスプレジデントに就任。99年、富裕層に特化したスペシャルティサービスカンパニーとして(株)イー・マーケティングを設立。富裕層向けライフスタイル誌『SEVEN HILLS』(2006年2月25日より『SEVEN.Money Culture』より名称変更)、同名のラグジュアリーライフスタイルWEBサイトを運営する。企業向けに富裕層ビジネスのコンサルティング活動を実施し、証券・金融・自動車業界向研修の講師を務め、日本マーケティング協会セミナー、日経消費経済セミナーなど多くの講演活動を行っている。最近では、甲南大学の非常勤講師としても活躍中。「富裕層へのマーケティングは日本経済の活性化につながる」と日本で初めて富裕層マーケティングを提唱(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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うっきー
5
自分の子供に、教養のある、お金にもそこそこ充実した人になってほしいと思うのは世の常でして 。 本書は、富裕層の子息・令嬢の集まるスイスの学校に、自身のお嬢さんを留学させた経験をもつ著者が書いていて、 自分の子供の参考にはならないかもしれないけれど世の中を垣間見る本でした。 2020/07/15
みな
1
お金を失うことはあっても、知識と教養は奪われることがない2009/03/04
かりん
0
4:3~4年ぶりに読み返す。初読時はヨハネ研究の森コースの資料を取り寄せたものでした。バイリンガル、バイメンタリティ、バイカルチュラル。お金を失うことはあっても、知識と教養は奪われることがない。敵だの味方だの言いながら、世界のトップはそんなふうにつながっているのか。勉強ができるだけでは、真のエリートではない。シェアリングの精神。ルーツ。世界選手権。入学に際して、最も勉強が必要になるのがアメリカのプレップスクール。小中高がエスカレーター:6歳のとき以来、新たな友達をつくる努力をしていない。2010/07/09