宝島社新書
世界のしくみが見える「メディア論」―有馬哲夫教授の早大講義録

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784796659024
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0231

内容説明

メディアが作る「孤独な分衆」。政治、IT、ネット社会、格差―現代社会をメディア理論で読み解く大人のための、新書版教養講座。

目次

第1回講義 メディア研究とは何か―メディアはメッセージである
第2回講義 コンテンツではなくメディアが決定する―ホットなメディアとクールなメディア
第3回講義 メディアとコンテンツの相互作用―現代メディア政治分析
第4回講義 メディアが受け手のモードを転換する―映画とテレビの本質的な違い
第5回講義 グローバル・ヴィレッジ―電気メディアが生んだ「村」
第6回講義 電気メディアはどんな現代人を作り出したか―グローバル・ヴィレッジの孤独な群集
第7回講義 IT革命がもたらす内爆発―メディアは豊かになり、人は貧しくなる
第8回講義 メディア・デバイド―メディアが格差を作る

著者等紹介

有馬哲夫[アリマテツオ]
1953年青森県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得。現在早稲田大学社会科学部・大学院社会科学研究科教授。海外経験が豊富で、マウント・ホリヨーク大学、ミズーリ大学、台湾師範大学で客員教授、メリーランド大学で客員研究員の経験がある。専門はメディア理論、日米放送史、大衆文化、ディズニーと幅広い。主要雑誌や新聞などにも多数寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kumiko Fukasawa

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メディアについて考えてみるだけでは十分だとは言えません。それが私たちとどうかかわっているのか、私たちをどう変えてきたのかも考えなければなりません。2017/04/14

POWER

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透過光と反射光。グローバル・ヴィレッジ。内爆発と外爆発。2016/06/08

こでぃも

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昔からの変化、メディアのもたらすもの メリットもデメリットもある 改めて考えさせられる2015/05/13

waka__1225

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最後の方を読むのが苦痛だった。メディアの定義から入り、テレビラジオの違い、ネットの可能性とつながっていく。メディアという媒介の違いが重要と大統領選でいいつつ、後半はネットにより媒体は増えたが情報の質は落ちソースは変わらないという。過小評価ではないだろうか。 テレビと映画の違いについて、反射光と透過光の説明はなるほどと思う部分はあったが、反面納得できかねる部分がある。電子書籍はどうなるのか、巨大な画面で映画を観たらどうなるのか、今だからこそ検証できることがあると思う。2007年に出ているのでfacebook2013/03/15

yyhhyy

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期待していたレベルの話ではなかったけど、情報量は増えたけどソースは増えてないのでは?という肌感覚は同意。もっと科学的アプローチをして欲しかった2012/10/06

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