内容説明
労働人口の4人に1人は生活保護水準で暮らしている!ベストセラーエコノミストが、「働く貧困層」という格差問題に警鐘を鳴らす。
目次
第1章 日本の労働者の4人に1人は生活保護水準で暮らしている(日本の労働者の4人に1人は「ワーキングプア」という悲惨さ;なぜ「ワーキングプア」が増えるのか? ほか)
第2章 働き盛りの中年家庭を襲う「ワーキングプア」の恐怖(『アメリカン・ビューティー』の主人公がもし生きていたら…;40万人にも上る中高年男性の「ワーキングプア」 ほか)
第3章 崩壊する日本型雇用システム(二人三脚で歩んできた終身雇用制度と年功序列賃金制度;なぜ終身雇用・年功序列制度は崩壊したのか? ほか)
第4章 非正社員で働く若者たち(深刻化する若年雇用の問題;正社員になれない若者が「ワーキングプア」に陥るリスク ほか)
第5章 「構造改革」による自由主義経済と民営化の果てに(聖域なき構造改革で得たものと失ったもの;非正社員から正社員への門戸を広く開放することが必要 ほか)
著者等紹介
門倉貴史[カドクラタカシ]
エコノミスト。1971年神奈川県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。専攻はマクロ経済学。同大学卒業後、横浜銀行のシンクタンク浜銀総合研究所の研究員となる。社団法人日本経済研究センター、東南アジア経済研究所(シンガポール)へ出向を経て、2002年に第一生命経済研究所に移籍、経済調査部主任エコノミストになる。2005年7月からは、BRICs経済研究所の代表に就任。専門は、日米経済、アジア経済、BRICs経済、地下経済と多岐にわたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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