宝島社文庫 必ず誰かに話したくなる心理学９９題

渋谷 昌三【監修】/岡崎 博之【編・著】

宝島社（2004/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 285p／高さ 15cm
• 商品コード 9784796643856
• NDC分類 140
• Cコード C0111

内容説明

普段、とくに意識することなく行なっているクセやしぐさ。実は、本当の気持ちはそこに隠されているのです。サインを見逃さず注意深く観察することで、相手が何を考え、あなたのことをどう思っているのかがわかります。本書では、幼少期・恋愛・ビジネスの３分野で、無意識の裏側に隠された心理やその活用法を、すべての項目にイラストを交えて解説します。読めば必ず誰かに話したくなるはずです。

目次

１　幼少期心理編（ヘビースモーカーはおしゃぶりが忘れられないだけ；高層階に住んでいると子どもは自立が遅くなる；子どもを甘やかして育てるとストーカーになる　ほか）
２　恋愛心理編（高いプレゼントは愛の破局をもたらす；スポーツマンに憧れるのは勘違いのドキドキだった；愛情の深さは計算式で導き出せる　ほか）
３　ビジネス心理編（上司の真似をすると出世がみるみる早くなる；初対面の印象が悪いと会えば会うほど嫌われる；自分に自信がない女性は「デキる女」になりやすい　ほか）

著者等紹介

渋谷昌三［シブヤショウゾウ］
１９４６年神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、東京都立大学大学院人文科学研究科心理学専攻博士課程修了。文学博士。山梨医科大学教授を経て、目白大学人間社会学部社会情報学科教授。非言語コミュニケーションを基礎にした「空間行動」という研究分野を開拓し、何気ない行動やしぐさから的確でわかりやすい心理分析を行なってくれる

岡崎博之［オカザキヒロユキ］
東京都生まれ。編集者を経てフリーライターとなる。水滸伝からドラッグの取材まで手がけるマルチライター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かわうそ]

★★★★★心理学のノウハウのあれこれをまとめてありとても全体的にわかりやすく誰が読んでも楽しめるだろう。心理学がいかに実生活で生かせるかを実感。

2017/02/01

[フク]

コンビニで何気なく購入した本。心理学関連の本は何冊か読了しているため、目新しい項目は多くはなかったが、幼少期心理編は内容的にも意外性が高く自分の子ども時代を振り返りながら、納得しながら読みすすめた。それにしても、読書メーターでこれほどまでに登録されてる方が多かったことに驚いた(^^;

2017/06/20

[ポケモントレーナーみゆき]

【知ると話たくなる心理学】 ～ポケモントレーナーみゆきは、94点の経験値をもらった！～ 身近なふとした行動にどんな心理が隠れているのかが分かる本。 99題の例が書かれていて、知ると周囲の人に話したくなります。 野球部だった僕は人の顔や話し方を見ると何となくポジションが分かります。 この本にもポジション別性格診断があって嬉しかったです。 飲み会の場での話のネタとしても抜群です。 ぜひ読んでみてください。 ★大好きなポケモンに例えると★ ネイティオ 　身近な心理学から過去と未来を見つめよう

2019/10/12

[あつき]

女性目線で心理学を学べる。初頭効果=最初に得た情報が後の情報に影響を及ぼす現象。単純接触効果=繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果。ハロー(後光)効果=ある項目で際立った評価がある人は、他の項目でも高い評価を受ける傾向にある。ロミオとジュリエット効果=恋愛などにおいてある程度の障害がある方が気持ちが高まる。ボザードの法則=男女間の物理的な距離と心理的な距離は比例。一貫性の法則=自らの行動や発言、態度、信念などを一貫させたいという心理。ランチョンテクニックやコンプレックス指標なども興味深かった。

2020/04/06

[航輝]

幼少期・恋愛・ビジネス編の3つのカテゴリーに分けて各場面の例に合わせた心理を学べる1冊。普段何気なく選んでいるものや起こっていることも実は心理学が関係していたり、人と話すときの座る位置によって印象が変わる。これによって話の結果を決めたり、自分に有利に進めたりできるというのは勉強になった。

2015/09/15