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宝島社文庫
僕たちの好きな京極夏彦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 303p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784796642699
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

この世には不思議なことなど何もないのだよ―言葉と精神の怪を解く稀代の座敷探偵・中禅寺秋彦、掴みどころのない気ままな幻視探偵・榎木津礼二郎。前代未聞のキャラクターが大活躍する“京極堂シリーズ”から妖怪小説、江戸古典怪談のリメイク、京極版百物語“巷説百物語シリーズ”まで、妖艶なる京極作品の仕掛け、登場人物、キーワードを徹底解剖した、ファン待望のパーフェクトガイド。

目次

第1章 京極夏彦という「妖怪」(INTERVIEW 水木しげる―京極さんの場合…、「妖怪」を人間として書いてしまうわけですね;鼎談 東雅夫×木原浩勝×多田克己―解題!『京極夏彦』京極を語れば怪至る、のか。)
第2章 「京極堂」という匣(京極堂シリーズ序説―黎明!妖怪小説ルネッサンス;検証!モデル論―中禅寺秋彦は、小林秀雄か喪黒福造か;『姑獲鳥の夏』―“破格”のデビュー作で不世出の論客=京極堂が初見参! ほか)
第3章 深遠なる「京極サーガ」(『嗤う伊右衛門』―お岩をヒロインとして甦らせた「平成の霜夜星」;『覘き小平次』―京極伝奇の絡操り 小平次とは誰なのか!?;『巷説百物語』―小股潜りの又市らが暗躍する「裏・京極堂シリーズ」 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yucchi

26
先日読んだ京極氏のムック本より前に刊行した本なので、百鬼夜行シリーズは『陰摩羅鬼の瑕』までの紹介。京極堂と榎木津が主にクローズアップされている。『全小説ガイドブック』を読んだ後だと、少し物足りないかな。2015/08/30

勇波

11
改めて京極ワールドの奥深さを思い知った。まだまだ未読の作品があるので楽しみです★2014/06/01

藤月はな(灯れ松明の火)

8
なんと近所の本屋に会ったので即座に購入しました。ネタばれもしている内容ですが京極夏彦氏の本を好きな人にとってはたまらない本ですよ!それにしても京極堂と榎さんしか、クローズアップしてないのはなぜ?2010/06/24

gonta19

6
2008/7/17 Amazonにて購入 2010/7/25~7/29 京極夏彦氏の評論。2004年9月発行なので、その頃まで(京極堂シリーズでいえば「陰魔羅鬼の瑕」まで)の作品のあらすじと作品世界に潜む裏側を多くの批評家達がするどくえぐる。京極ファンは必携だろう。  ただ、一番驚いたのは、最後の著者紹介で、大学時代の同級生(それほど仲が良かったわけではないが、経歴からみてまず間違いない)が居たこと。こんなことやってたんだ。2010/07/29

Matsumouchakun

2
こんな本読んじゃったらまた読み返したくなるやん。でもそんな日々も素敵やん。2019/09/18

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