内容説明
四半世紀にわたり拉致問題の解決を阻んできた元凶とは何か?「拉致など存在しない」と言い続けてきた日本社会党、北朝鮮に対する無節操なコメ支援を推進してきた自民党他の有力議員、「証拠がない」からと報道を放棄してきたマスメディア、被害者家族の陳情に終始一貫、冷淡であり続けた外務省。北朝鮮がバラ撒いた「利権」に群がり、歪んだ日朝関係の立役者となった人々の罪深き裏面史。
目次
序章 金王朝の忠犬たち(日本のマスコミはなぜ北朝鮮に弱いのか?)
第1章 ゆがんだ日朝友好関係(金日成の“人蕩し術”に堕ちた“アバウト”金丸信;ミイラ取りがミイラになった!?歴代“恥知らず”訪朝団行状録;歴代「密使&特使」列伝 ほか)
第2章 平壌コネクション(北朝鮮がつくり“ヤクザ”が売る覚醒剤、その密売ルートの全貌;謎の女フィクサー“マダム・パク”の正体;北朝鮮に吸い寄せられた意外な人々 ほか)
第3章 封印された戦後史(“北朝鮮の走狗”日本社会党の恥辱まみれ党史;日本共産党はなぜ“史実”を隠すのか;暴力と“逆差別”から生まれた在日利権)
著者等紹介
野村旗守[ノムラハタル]
’63年生まれ。立教大学文学部史学科卒業後、外国人向け雑誌の編集者などを経て、フリージャーナリストに
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