著者等紹介
高嶋哲夫[タカシマテツオ]
元・日本原子力研究所研究員。1979年、日本原子力学会技術賞受賞。米国での研究活動を経て、帰国後、学習塾を経営しながら文筆活動を開始。99年度「サントリーミステリー大賞」を『イントゥルーダー』(文芸春秋)で「読者賞」とダブル受賞。知的でスマートなスタイルを持つ作家として、エンターテインメント小説界の期待を集めている。49年岡山県玉野市生まれ。神戸市在住
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感想・レビュー
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くまんちゅ
10
16年ほど前に発売された作品ですが、本作の中で指摘されている危機管理の問題などは今も解決されていないような気がしますね。都知事や総理大臣など当時の政治家の方を彷彿とさせる人物たちも登場。緊迫感のある展開でしたが、ラストはいろいろな思惑が入り乱れて、ちょっと複雑になった印象でした。それにしても朝美の行動力と冷静さが凄すぎ。2018/01/03
♪りんまま♪
7
前半は緊迫感もあって良かったかな。ラストに近づくにつれてごちゃごちゃして一気に終わらせた感。主人公本郷の娘で、テロリストたちの人質となってしまった朝美の行動が無謀すぎてハラハラした(汗)2015/03/15
アンベラー
5
ハードシュミレーション、禁断悪夢色々な表現あるけど その中にテロリスト爆破占拠、ヘリ襲撃 総理、都知事の考えの違いテロに屈しない国日本と言いながらお金で解決するその結果野放しテロリストたちはまた新たな事を起こす 人は人を愛する同じ心で人を憎む抱きしめる同じ手で銃の引き金を引く多くの命をためらいなく奪いながら一つの死に涙する人って勝手すぎる2017/11/16
えるもる
3
緊迫した様子が伝わってきた。朝美たちが、助かることを願いながら読み進めた。今度、録画しておいたドラマ版も観るつもり。2018/03/23
kingfisher
3
これが2017年最後かなー? あと一冊行けるかしら?ずいぶん昔読んだことあるんだけど、新年早々にドラマ化するって聞いて予約。 読ながら、あーそうそう!って思い出しました。長谷川博己が主役。相方がイスラム系じゃなくて吉川晃司。エムは渡部篤郎だそうな。長谷川博己と渡部篤郎反対の方がしっくりするけどなー。都知事が原作だと石原慎太郎イメージだったのだが、小池百合子ベースの寺島しのぶに代わってたのが時代だなー。ドラマ楽しみです。2017/12/27
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