内容説明
ホストクラブ、不動産屋、売春ブローカー、中国人クラブ、ギャング、ヤクザ、裏ギャンブル、フーゾク…、日本でもっとも危険で、もっとも蠱惑的な盛り場である「不夜城」歌舞伎町。そこは、男と女、ヤクザと海外ギャングがあい乱れ欲望に群がる「喰うか喰われるか」の世界だった。「サクセスストーリー」と「危険な罠」が混在する盛り場―歌舞伎町という裏社会に潜む、仕事師たちの生々しい人間像を追う。
目次
1 暗黒街の顔役たち(歌舞伎町・雑居ビル火災の深層―何が起こるかわからない!?“内戦状態”で儲ける「もっとあくどい連中」;中国人犯罪多発地帯―歌舞伎町はもはや犯罪者の巣窟 香港・九龍城と化した!;裏ギャンブル事情 「一円ポーカー」から「野球賭博」まで―「カジノバー」は“ミニミニラスベガス”;闇金融ネットワーク―金貸しなんてのは所詮ババ抜きゲーム;関西ヤクザVS関東ヤクザの「しのぎ合い」―山口組系、食い込む!)
2 フーゾクの仕掛け人たち(盛り場情報誌ギョーカイ・バトル―『ナイタイ』VS『MAN‐ZOKU』 フーゾク情報誌戦争勃発!;ホストクラブの「収奪構造」―犬の調教師か?心の婦人科か?「ホスト街道」まっしぐら!;「キャバレー」今昔物語―名物店長・吉田康博の“ネオン街ひと筋”;興行プロモーター―「ランナウェイ」の女たち;不動産ブローカー―我々「もぐり商売」のお得意先)
3 盛り場の男と女(クラブ遊びのモットー―どっこい、歌舞伎町は生きている!;“路上”の人々―「殴られ屋」ハレルヤ・アキラの終わりなき旅;「南米専門」売春ブローカー―騙して連れてきたことなんか、いちどもないっつーの!;やらずぼったくりシステム―「ぼったくり」は、さすがなんでもありの世界!?;不良少年たちの「居場所探し」―歌舞伎町は彼らの「聖地」ではなくなった!?)
著者等紹介
日名子暁[ヒナゴアキラ]
1942年大分県生まれ。週刊誌記者を経て、現在はルポライター
夏原武[ナツハラタケシ]
1959年千葉県生まれ。ビデオ専門雑誌編集者を経て、フリーライターに
山岡俊介[ヤマオカシュンスケ]
1959年愛媛県生まれ。東洋大学法学部卒業。法政大学大学院(日本史学)中退。専門は事件モノ
江藤カズオ[エトウカズオ]
作家兼実業家。自称新宿浮遊人。あの「のぞき部屋」を歌舞伎町でいち早くヒットさせた人物
渡部克己[ワタナベカツミ]
1941年岩手県生まれ。六〇年代から七〇年代、新宿で「やき芋屋」をしながら写真館を経営する。その後、フリーのフォトグラファーとして活躍
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感想・レビュー
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岡 幸治
清水弘美