内容説明
「外国流」でも「節約」でも「エコロジー」でもない、「日本の普通の暮らしを管理する技術」の提案。本当にたのしく豊かに暮らすための20か条。
目次
第1章 捨てたあとの豊かな暮らしとは
第2章 楽しく暮らす考え方10か条(“捨てる”ことでモノを管理する;“買う喜び”を大事にする;“家は作るもの”と考える ほか)
第3章 豊かに暮らす実践10か条(モノの適正量を確認する;ほしいものは買う;家にいる ほか)
著者等紹介
辰巳渚[タツミナギサ]
1965年福井県生まれ。神奈川県茅ヶ崎市在住。お茶の水女子大学文教育学部卒業。マーケティング雑誌『月刊アクロス』記者、筑摩書房勤務を経て、フリーのマーケティングプランナーとして独立
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
59
どう暮らすか。いろんな例えを並べてあった。どんな暮らしに憧れるか。理想と現実のギャップ。自分の居場所を自分の好みにしたところでそこが安らぎの場所になるとも限らない。それも物と心のバランスかも。物を買う時には心から本当に欲しいかどうかを考えることが必要。そんなの当たり前と言われるかもしれないが、それができていたら物を捨てることも減るかもしれない。テレビを消して、静かにぼんやり安らげる場所で暮らせれば、心のアンテナも敏感になって元気になれそうな気がする。2016/06/03
あつひめ
57
普段から特に欲しいと思うものは無い私。掃除がしやすい家…が理想とやっと最近ぼんやりとイメージが湧いてきた。最低限必要な物と、とってもお気に入りの品に囲まれて暮らすことで心のバランスが取れるような気がする。心が不安定だと部屋の中もグチャグチャしそう。まずは、どう暮らしたいか…考えないと。2017/03/27
ユズル
22
『捨てる…』の時と違って、読みにくかったのは、シーン別の例え話が多くて読み疲れたからだと思います。あとすでにもう、断捨離し始めてるからかも。2019/08/04
太田青磁
11
「捨てる技術」がベストセラーとなった著者が本当に書きたかったという暮らし方についてまとめた一冊。前作ほどのインパクトはないもののシンプルに生きることの大切さを感じさせてくれます。消費社会へのアンチテーゼとしては一定の共感を得られるのではないのでしょうか。落ち着いた生活を過ごすための参考になります。2012/12/30
Megumi Ichikawa
10
『「捨てる!」技術』は、読んだような気がする。『「捨てる!」技術』の続編。筆者は、この本のほうが本編という。「暮らしを自分の手に取り戻そう」「普通の暮らしを築きなおそう」と訴えている。P207手で作ることを楽しむ→家庭菜園や洋裁なら実用的。2015/11/08