内容説明
世界の大国アメリカを滅ぼそうと在日米軍基地に仕掛けられる恐怖のウイルス兵器…危機管理ゼロの日本を襲う最悪のシナリオ!「北の陰謀」を未然に防ぎ、テロリストを殲滅せよ…密命を帯びて沖縄に飛ぶ恭介を待ち受けるものは?皮肉な運命の糸のねじれか、追われるべき恭介がCIAの工作員として「北」の男を追う。『Cの福音』『猛禽の宴』に続く朝倉恭介シリーズ、必殺の第3弾。待望の文庫化。
著者等紹介
楡周平[ニレシュウヘイ]
米国企業在職中の1996年に書いた『Cの福音』が、いきなり大ベストセラーに、超弩級の新人登場!と読書界の話題をさらった。独立後もベストセラーを連発。日本人離れしたスケールの大きなストーリーを圧倒的なパワーとスピード感で読ませる、まったく新しいタイプの作家である。著書に『Cの福音』『クーデター』『猛禽の宴』『クラッシュ』(いずれも小社刊)のシリーズ連作のほか、『ガリバー・パニック』『青狼記』(講談社)『外資な人たち』(中央公論新社)などがある
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